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冷凍ごはんとハム・ツナ・納豆で……完食絶品チャーハン

「ハムたまチャーハン」レシピ/市瀬悦子さん

  • 市瀬悦子

2021.07.15

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おうちチャーハンは“ふっくら仕上げ”がカギ! 冷凍ごはんとハム・ツナ・納豆で…… 完食絶品チャーハン

子どもたちの「おなかすいた!」にこたえるお昼ごはんは、待ったなしのスピード勝負。常備タンパク質で食べごたえ確保。何かとバタバタな夏休みのごはん問題を解決するのは、お手軽チャーハンです!

まずは超基本のこちらをマスター
ハムたまチャーハン

基本をおさえて本格的な味に!絶品「ハムたまチャーハン」レシピ/市瀬悦子さん

特別な材料やテクニックは必要なし。「炒め上がったその香りは、まさしく本格チャーハン!」(市瀬悦子さん)

材料・2人分

  • あたたかいごはん……400g
  • ハム……4枚
  • 長ねぎ……1/2本
  • 溶き卵……2個分
  • 酒……大さじ1
  • しょうゆ……小さじ1
  • 塩……小さじ1/2
  • こしょう……少々
  • サラダ油……大さじ2


作り方

使うのは、手頃な冷凍ごはんでOK

使うのは、手頃な冷凍ごはんでOK

ごはんは、炊きたてを使わなくても十分おいしくできる。200g(1人分)ずつ冷凍しておくと使いやすい

ごはんを解凍して軽くほぐす

ごはんを解凍して軽くほぐす

電子レンジで完全に温まるまで解凍したら、ボウルに入れて軽くほぐす。ごはん粒をつぶさないよう注意

ふわふわ卵を作り、一度取り出す

ふわふわ卵を作り、一度取り出す

フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、溶き卵を入れる。木べらで大きく混ぜ、半熟卵を作る

具材(ハムとねぎ)をさっと炒める

具材(ハムとねぎ)をさっと炒める

フライパンにサラダ油大さじ1を足して中火で熱し、みじん切りにしたハムと長ねぎをさっと炒める

ごはんは切るようにさっくり混ぜて

ごはんは切るようにさっくり混ぜて

長ねぎが透き通ったらごはんを加える。木べらで切るようにごはんを軽くほぐしながら、具材と混ぜる

ごはんに酒を回し入れる!

ごはんに酒を回し入れる!

酒を入れると風味がつくうえ、さらにほぐしやすく。すぐに蒸発しないよう、鍋肌でなくごはんの中央に

卵を戻し入れ、ひと炒めする

卵を戻し入れ、ひと炒めする

卵をフライパンに戻し、木べらでさっくりごはんに混ぜ込む。ごはんを押しつけてつぶさないように!

しょうゆは鍋肌から投入!

しょうゆは鍋肌から投入!

塩、こしょうを振り、仕上げにしょうゆを投入。熱い鍋肌から加えることで、香ばしさをプラスする

仕上げのポイントは“大きくすくって返す”

仕上げのポイントは“大きくすくって返す”

混ぜるときは“大きくすくっては返す”を意識するとごはん粒がつぶれず、ふっくらチャーハンに仕上がる

おうちで絶品チャーハンが作れる
5つのコツ

1.ごはんは温かいものを使用

2.材料は調理前にすべて用意しておく

2.材料は調理前にすべて用意しておく

3.フライパンはフッ素樹脂加工でOK

3.フライパンはフッ素樹脂加工でOK

4.火加減は中火、焦げてきそうなときは弱めても大丈夫

5.お酒を加えるとお米がほぐれやすくてふっくらに

炒めづらくなったら少し油を足してみても 市瀬悦子さん

教えてくれたのは
市瀬悦子さん

市瀬悦子さん

「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに活躍。子どもが楽しむ料理の普及にも力を注ぐ。近著に『基本調味料で作る5分麺』(主婦と生活社)


2021年8月号【冷凍ごはんとハム・ツナ・納豆で……完食絶品チャーハン】より
撮影/キッチンミノル スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美

市瀬悦子 Etsuko Ichise

料理研究家

「おいしくて作りやすい料理」をテーマに書籍や雑誌、メーカーのメニュー開発などで活躍。思わず白いご飯が食べたくなる親しみやすい味が人気。著書に『2品献立、はじめました』(大和書房)、『「材料入れて煮るだけ」レシピ』(主婦と生活社)など多数。

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