コーン缶はしばらくお休み! 生の「とうもろこし」で作れば、もっとおいしい!
夏野菜が店頭をにぎわす季節が始まりましたね! その中でもひときわ存在感を放つのが、とうもろこし。旬の走りは細いものが多かったけれど、徐々にふっくら太目でおいしそうなものが目に入るようになってきました。
そこで、今回は、ワタナベマキさん、サルボ恭子さん、市瀬悦子さん、コウケンテツさん、堤 人美さん、小堀紀代美さん、6人の人気料理家のみなさんから、生のとうもろこしで作るおすすめとうもろこしレシピ9選をお届けします。いずれも新鮮なとうもろこしに相応しい夏の季節感あふれるものばかりです。
普段はコーン缶で料理している人も、あえてこの季節は生のとうもろこしで作るのがおすすめ! 新鮮な旬のとうもろこしは粒の皮がしっかりとおいしさを閉じ込めてくれているので、プチっと弾けるみずみずしさを味わうことができるのが最大の魅力。果物にも引けを取らない自然の甘さは、この季節だけのもの。手に入る時期は長くはないから、ぜひ、お試しを!
1. ワタナベマキさんの「合いびき、オクラ、トウモロコシのドライカレー」
煮込む時間がいらないカレーは、夏の暑い時期にぴったり! 夏野菜コンビ、とうもろこしの粒感とオクラのしっかりした食感がドライカレーにアクセントを加え、大満足の一皿に。彩りも綺麗。
「合いびき、オクラ、トウモロコシのドライカレー」のレシピはこちら >
2. ワタナベマキさんの「ちくわととうもろこしの山椒炒めそうめん」
とうもろこしの甘さとちくわの塩気が見事に融合したそうめんは、山椒でピリッと爽やかな仕上げ。斬新な組み合わせに、ただただ脱帽!
「ちくわととうもろこしの山椒炒めそうめん」のレシピはこちら >
3. サルボ恭子さんの「ズッキーニとコーン、目玉焼きのせトースト」
パンにとうもろこし、さらには、とろ~り半熟卵。この組み合わせは期待を裏切らない美味しさです! 目玉焼きの基本の作り方は必見!
「ズッキーニとコーン、目玉焼きのせトースト」のレシピはこちら >
4. 市瀬悦子さんの「みそバターコーン」
電子レンジでたった3分! おやつに、おつまみに、あと一品ほしいときに大活躍! みそとみりんがバターコーンにうま味と甘みとコクをプラス。奥深い味わいを秘めた一皿に仕上がっています。
5. コウケンテツさんの「トウモロコシ入り鶏だんごの和風スープ」
冬のイメージが強かった鶏だんごスープが、とうもろこしとオクラのパワーでみごと夏色に! 甘さ弾けるプチプチとうもろこしが子どもたちを虜(とりこ)にします。
「トウモロコシ入り鶏だんごの和風スープ」のレシピはこちら >
6. ワタナベマキさんの「豆苗とコーンのベーコンチップサラダ」
軸から削りとったまま、ほぐさず使ったとうもろこし。見た目も鮮やか、粒々感もさらに際立ち、もはや主役の存在感。カリカリに焼いた香ばしいベーコンとパルミジャーノチーズががっちり脇を固めます。
7. 堤 人美さんの「和風アボカドミネストローネ」
夏野菜中心のミネストローネは、和風テイスト。あっさりしているので、夏のスープにぴったりです。野菜不足の生活から抜け出したい人におすすめ!
8. 堤 人美さんの「豚バラと玉ねぎ、コーンのカレー炒めナムル」
炒める時間はたった3分! 超時短レシピなのに、ドライカレー風のしっかりおかずが完成します。ごはんにかければ、カレー味のとうもろこしごはんの出来上がり! お好みで、チーズものせて。
「豚バラと玉ねぎ、コーンのカレー炒めナムル」のレシピはこちら >
9. 小堀紀代美さんの「牛肉と夏野菜のオイスター炒めうどん」
夏にガツンとスタミナをつけたいときに、おすすめ! 夏野菜たっぷり、お肉しっかり、具材は炒め、冷やしたうどんにのせて出来上がり。とうもろこしの甘みがオイスターソースによくなじみ、小さいながらも味を決める大きな存在となっています。
とうもろこしは皮つきのものを購入するのが望ましいので、選び方のコツを簡単にご紹介します。
〔おいしいとうもろこしの見極め方〕
- 外皮はつややかな濃い緑色
- ひげの量は多く、しっとりしている
- ひげの色はつやのある薄黄色で、先端は濃茶色
- 切り口が乾燥していない
- 重さがずっしりある
とうもろこしは劣化が早いので、収穫した瞬間から甘みが減っていきます。新鮮なものを買うことが大切です。
買ってきたらできるだけ早く調理しましょう! すぐに作れない場合は皮つきのままのほうが美味しく保存できるので、調理直前にむくのがおすすめです。
今回ご紹介した、ワタナベマキさん、サルボ恭子さん、市瀬悦子さん、コウケンテツさん、堤 人美さん、小堀紀代美さんのレシピはいずれも超簡単! とうもろこしの下ごしらえにかける時間をプラスしても調理時間はごくわずか。火を使う時間が短いのも、夏のレシピとして最高ですね!
エネルギー源となる炭水化物が主成分で、疲労回復に効果があるとうもろこし。糖質が多く含まれていますが、その種類は多糖類といって、消化吸収がゆっくりでインスリン分泌を抑え血糖値の上昇を穏やかにかつ緩やかにする性質があるので、実はヘルシーです。ビタミンB群、ミネラルも多く、特に、食物繊維の多さで腸活・美肌に効果あり。今回レシピに多く登場する夏野菜コンビ、とうもろこしは不溶性食物繊維、オクラは水溶性食物繊維を多く含むので、この2つの夏野菜を同時に摂取することは効率的にバランスよく腸活できるということを意味しています。美味しく美しく! いい夏が迎えられそうですね。
夏の味覚、甘いとうもろこしの旬は6~9月頃。もっと長ければいいのに。。。と言っている場合ではありません! 買って、作って、旬の恵みをいただきましょう!
(おいしいLEEレシピまとめ担当ぽんぽこ)
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