ジメジメ、ベタベタ……憂うつな梅雨シーズン。その原因のひとつに＂髪が決まらない＂なんてこと、ありませんか？ そこでLEEは「髪圧」に注目し、ヘアトラブルの原因＆対処テクを指南。これで毎朝のストレスから解放されるはず！

今回お届けするのは、「ブロー」のテクニック。 髪のまとまりを左右するのは、ぬれた状態からの「ブロー」。ここで髪圧をコントロールできると後が楽ちん！

教えてくれたのは

ヘア＆メイクアップアーティスト
榛沢麻衣さん

LEEなど多くの女性誌で活躍中。LEE世代の読者メイクを担当することも多く、いろんなタイプの髪悩みに精通している。

PearL スタイリスト
CHIEさん

代官山のヘアサロン「PearL」主宰の人気美容師。髪悩みの解消テクに詳しく、最新ヘアケアアイテムなど情報の宝庫。

ブローの時点でボリュームダウン

髪のボリュームをしっかり抑えるのは「ブロー」しかない、と心得て！　毛流れを下向きにキープし、日中に＂ふくらむ隙＂を与えないようにセットしましょう。

1.オイルを髪全体に塗布する

2プッシュのオイルをハチ下から毛先へ髪の内側にON。残りを表面に。毛先など足りなければ1プッシュ分をプラス。

＼重めオイルで髪をコーティング／

「髪圧高めは＂重めのヘアオイル＂が必須。硬い髪を柔らかい質感にしてくれます」（榛沢さん）。

「髪の一本一本を油分でコーティングしてくれるので、日中の湿気の影響を受けにくくする効果があります」（CHIEさん）。

しっかりしたテクスチャーだけどドライ後にベタつかない、髪圧高め向けのヘアオイルを厳選。

2.ハチ下は、下方向へブロー

7割ほど乾かしたら、ハチ上をブロッキング。ハチ下の毛束を指ではさみ、下向きに強く引っ張りながらブローしていく。

3.顔まわりはフォワードに引っ張る

サイドや前髪などフロントまわりは、手ぐしで前方向へ根元からテンションをかけながらブロー。ブラシを使ってもOK。

4.表面＆トップはふんわりに

つぶしたくない表面＆トップの髪は、もともとの分け目をぼかすため、左右へ髪を振り分けるように乾かしていく。

熱の力で根元を立ち上げて!

根元のふんわり感をキープできるのは「熱」の力が絶大！　ブローの時点で根元をつぶさないように、耳から上は立ち上げながら乾かすのが大正解。

1.毛先にオイルなどをON

1プッシュ分を手のひらに広げ、毛先から耳の高さくらいまでなじませる。トップには何もつけないのがポイント。

＼軽めのアウトバスケアでダメージ予防／

「重めの剤だと髪がつぶれてしまうので、アウトバスは軽いヘアオイルで熱ダメージを予防」（榛沢さん）。

「トップはつぶれるけれど、ダメージで毛先だけが広がりやすいなら、軽めのヘアミルクもオススメです」（CHIEさん）。

ベタつかず髪になじむ軽めテクスチャー。

2.下から風を入れて乾かす

全体を乾かすときも、上からではなく、衿足側からドライヤーの風を当て、根元を立ち上げながらドライしていく。

3.耳上は＂90度ブロー＂を

8割乾いたら、耳上の毛束を頭皮と垂直に引っ張りながらブロー。下から風を当てて、手ぐしは毛先まですべらせる。

4.表面＆トップは立ち上げる

トップの髪は分け目と逆らうように分け、ドライヤーを数秒当てる。反対側も同様に分け、根元を立ち上げる。

＼use it!／

髪の水分を閉じ込めながら、ツヤ＆ふわりとした髪にセット可能。

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次回は、梅雨ヘアのお悩み、髪圧に合った「シャンプー＆コンディショナー」をご紹介！
撮影／三山エリ　伊藤奈穂実（キリヌキ物）　ヘア＆メイク／榛沢麻衣　スタイリスト／中村美保　モデル／天本由夏、内藤恵美（LEEキャラクター）　取材・原文／松井美千代
※商品価格は消費税込みの総額表示（2021年6/7発売LEE7月号現在）です。