FOOD

「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ

基本の「スパゲッティナポリタン」レシピ・作り方/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2021.06.12

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スパゲッティナポリタン

スパゲッティナポリタン/ワタナベマキさん

スパゲッティナポリタンはケチャップを煮詰めて酸味と水分を飛ばすとまろやかに

スパゲッティナポリタンはケチャップを煮詰めて酸味と水分を飛ばすとまろやかに
「ケチャップはそのまま使うと、酸味が強く、どこかとがった味。ところがしっかり煮立たせて水分を飛ばすだけで、まろやかな味わいに一変します。このひと手間で、おうちナポリタンにありがちな、“ベチャッと感”も解決。麺は“アルデンテ”の感覚は忘れて(笑)。パスタを加えてからもしっかり炒めてください」(ワタナベマキさん)

材料・2人分

  • ソーセージ……6本
  • 玉ねぎ……1/2個
  • ピーマン……2個
  • ロングパスタ(2.2㎜)……160g
  • 粉チーズ……適量
  • トマトケチャップ……大さじ4
  • 白ワイン……大さじ2
  • しょうゆ……小さじ1
  • 塩……ふたつまみ
  • 粗びき黒こしょう……少々
  • バター……8g
  • オリーブオイル……小さじ2


作り方

1.ソーセージは斜め3等分に切る。玉ねぎは薄切りにする。ピーマンは縦半分に切り、ヘタとワタを取り除いて繊維を断ち切る向きで細切りにする。

2.大きな鍋に水2ℓを沸かし、塩大さじ1(分量外)を加える。パスタを入れ、袋の表示どおりにゆで、水気をしっかりきる。

ナポリタンのパスタは太めで!

a.ナポリタンのパスタは太めで!

ナポリタンにするなら、パスタは太めのほうが断然おいしい。今回使ったのは、2.2㎜。ゆで加減も、袋の表示時間までしっかりゆでてOK

3.フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、①を炒める。玉ねぎが透き通ったら、白ワイン、ケチャップを加える。

4.③を煮立たせながら汁気がなくなるまで煮詰め、しょうゆを加える。

5.②のパスタを加え、ソースがしっかりからむまで炒める。バターを加えて全体に和え、塩、こしょうを振って器に盛り、粉チーズをかける。

仕上げにバターで風味づけ

b.仕上げにバターで風味づけ

パスタと具材をよく炒め合わせたら、中火のままバターを加えて全体に和える。バターは焦がさないように手早く。これで一気に懐かしの喫茶店風

スパゲッティナポリタン/ワタナベマキさん

教えてくれたのは

ワタナベマキさん

ワタナベマキさん

料理家。旬の素材を使い、基本を大切にしたシンプルな手順で作る料理を得意とする。夫と中学3年生になる息子との3人暮らし。日々の暮らしを綴るインスタグラム(maki_watanabe)も好評。

【特集】「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ

こちらのレシピは、
LEE 2021年7月号
「なんとなく」が「最高の味」になる
ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ

に掲載されています。

LEE 2021年7月号 「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ

詳しい内容は2021年LEE7月号(6/7発売)に掲載中です。

撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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