冬→春への変わり目は、変化についていけない肌がさまざまな不調を起こします。その原因と最適なケア法を知ることが、ゆらぎにくい肌を育む第一歩。今回は肌が弱っているときの対処法を専門家がお答え！この春を乗り切って。

＼私たちが教えます！／

トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん

豊富なカウンセリング経験と美容知識から生み出されるケア法は、業界随一。著書に『寄り添い美容』（集英社インターナショナル）。

「タナベ皮フ科クリニック」院長 田邉和美先生

一人ひとりの患者に親身に向き合うため完全予約制で診療しているクリニック。低刺激性のドクターズコスメの開発にも携わっている。

Q 外出が続き、肌が弱っていると感じたら？

A 肌をいたわり、免疫力をアップ！

「過酷な環境にさらされた肌は、内部で酸化や炎症状態を引き起こし、肌荒れや老化を加速させます」と田邉先生。だからこそ、炎症を鎮静化させるスキンケアアイテムや、インナーケアで免疫力をアップさせることが重要。

1.「かゆみ」は帰宅後すぐミルククレンジングで優しくオフ

花粉やホコリなどを肌に付着させたまま放置するのは炎症のもと！　「摩擦の少ないミルククレンジングで速攻オフを」（水井さん）

a 2in1 クレンジング ミセラー ミルク メークアップ リムーバー 200mL￥3800／クリニーク

ミセラー粒子がメイクや大気汚染物質をオフ。

b ママ＆キッズ オリゴクレンジングミルク 185mL￥2400／ナチュラルサイエンス

使うほどに角層内の水分量がアップ。

2.「赤み」は高浸透ローションを入れ込んで落ち着かせる

赤み＝炎症が起きているので、冷やして落ち着かせるのが得策。「シャバシャバ系ローションを肌がひんやりするくらいまで（3度くらい）重ねづけて。その後クリームで保湿します」（水井さん）

AD コントロール ローション 120mL￥3500／アクセーヌ

肌本来の持つ保湿因子を補い、みずみずしい肌状態へ。

トレリアン 薬用モイスチャーローション 200mL￥4000（医薬部外品）／ラ ロッシュ ポゼ

有効成分ニコチン酸アミドが、肌の水分保持力を高める。

3.「ヒリつき」なら洗顔後保湿バームオンリーにする

「ここまで過敏になってしまったら、ローションを浸透させるのもやめます。洗顔後は保湿バームのうるおいの膜でシールドを」（水井さん）

チャントアチャーム バリアバームS（センシティブ） 20g￥3500／ネイチャーズウェイ（3月1日限定発売）

オリーブ由来のスクワランがうるおいを逃さない。

イハダ 薬用バーム 20g￥1350（編集部調べ）（医薬部外品）／資生堂薬品

水分蒸発を抑えて、湿潤環境を保つ高精製ワセリンを配合。

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次回は、【ゆらがない美肌を育てるスキンケアQ&A】週末に肌を土台から立て直したいなら？ 2人の専門家がお答えします！

撮影／寺田茉布（LOVABLE）（モデル）　岩城裕哉（物）　ヘア＆メイク／八角 恭（nude.） スタイリスト／亀甲有希　モデル／今井りか　取材・原文／小内衣子（PRIMADONNA）
※商品の価格は本体価格（税抜き：2021年2/5発売LEE3月号現在）で表示しています。詳しくはLEE3月号をご覧下さい。