FOOD

栗原はるみさんの「定番中華」&「ごちそう中華」

「獅子頭鍋」レシピ/栗原はるみさん

  • 栗原はるみ

2021.02.19

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獅子頭鍋

獅子頭鍋

材料・4人分

豚ひき肉……400g
干ししいたけ……2枚
長ねぎ……1/3本(30g)
白菜……1/4個(600g)
春雨(乾燥)……100g
ごま油……適量
揚げ油……適量

A)
卵……1個
しょうがのみじん切り……大さじ1
にんにくのみじん切り……大さじ1
紹興酒……大さじ1
鶏ガラスープ(作り方はこちら)……大さじ1
*または顆粒鶏ガラスープ少々を湯大さじ1に溶いて冷ましたもの
塩……小さじ1/2
こしょう……少々
薄力粉……大さじ1

B)
鶏ガラスープ(作り方はこちら)……4カップ
*または顆粒鶏ガラスープ大さじ1を湯4カップに溶いたもの
しょうゆ……大さじ2~3
オイスターソース……大さじ2
紹興酒……大さじ1
砂糖……小さじ2

作り方

  1. 干ししいたけは少なめの水でゆっくりと戻す。軽く水気を絞って石づきを取り、みじん切りにする。
  2. 長ねぎはみじん切りにする。
  3. 白菜は洗って水気をよくきり、葉は5㎝角に切り、軸の部分は5㎝長さに切ってから2㎝幅に切る。
  4. 春雨は沸騰した湯に入れて1~2分ゆでたらザルに上げ、ボウルに入れてラップをし、1~2分蒸らす。冷めたら、食べやすい長さに切る。
  5. ボウルに豚ひき肉とAを入れて粘りが出るまでよく混ぜ、①と②を加えてよく混ぜ合わせる。
  6. 揚げ油を160℃に熱し、⑤の生地を6等分して空気を抜きながら丸めて入れる。よい揚げ色がつくまで4~5分素揚げし、油をきる。ここでは中まで火が通らなくてよい。
  7. 鍋にBを合わせて火にかけ、煮立ったら③の白菜を入れ、再び煮立ったらフタをして中火で3~5分煮る。
  8. 白菜がやわらかくなったら⑥の肉だんごを加え、フタをしてさらに中火で5~10分煮て中まで火を通す。
  9. ⑧に春雨を加え、しばらく煮て全体になじんだら最後にごま油を回しかけ、風味をつける。
  10. 器に取り分け、肉だんごを崩しながらいただく。

「肉だんごを大きく作るので獅子頭鍋といいます。肉だんごは周りがカリッとするくらいに一度揚げてから鍋の中へ。生地にもしっかり味がついているので1個食べると満足感十分です。

私が楽しみなのは、とろとろに煮えた白菜とおいしいスープを吸った春雨。特に春雨のとろとろは残ってそうなることが多いですが、最初からここまで煮ると、全部おいしく食べられてうれしいです」(栗原はるみさん)


2019年12月号【栗原はるみさんの「定番中華」&「ごちそう中華」】より

栗原はるみ

料理家

TV、書籍等で活躍する料理家。著書は、パーソナルマガジン『栗原はるみ』(講談社)を中心に発行部数3100万部を超える。作りやすくおしゃれなレシピとあわせて提案するライフスタイルも、幅広い年齢層に人気。

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