【書評】落語が“庶民の娯楽”になる過程を描いた、ユーモアあふれる小説「ぴりりと可楽!」他3編

庶民の笑いを作り上げた いなせな男の青春時代小説! 『ぴりりと可楽!』吉森大祐 ¥1600/講談社 ここ数年で、すっかり古典のエンターテインメントのひとつとして若い世代にも定着した落語。その落語が、今のように多彩な演目や人気落語家とともに親しまれるようになってきたのは、江戸時代の後半頃。その黎明期を生きた又五郎という青年を主人公に、落語が“庶民の娯楽”になる過程を描いた、ユーモアあふれる小説が今月 … 続きを読む 【書評】落語が“庶民の娯楽”になる過程を描いた、ユーモアあふれる小説「ぴりりと可楽!」他3編