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Creepy Nuts『かつて天才だった俺たちへ』日本一×世界一の2人はトークの腕もかなりのもの

2020.09.09

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Creepy Nuts『かつて天才だった俺たちへ』

日本一×世界一の2人の新作はまずトークから始まる異色作

日本最高峰のラップバトルで三連覇。ラップバトル番組ではラスボスを務める日本一のラッパー、R-指定と世界的DJ大会での優勝経験を持つ世界一のターンテーブリスト、DJ松永によるユニット。楽曲も誰もが認めるカッコよさだが、そのトークの腕もかなりのもの。今回のアルバムも「ラジオ盤」はいきなり2人のトークから始まり、ラジオ番組のように合間に楽曲がかかる。遊び心いっぱいの彼らに普段はラップを聴かない人もハマりそう。(ソニーミュージック)

あいみょん『おいしいパスタがあると聞いて』

落ち着いた低音ボイスと弾き語りスタイルで世代を問わず心をとらえるのがあいみょんのすごいところ。3rdアルバムが『ハルノヒ』『さよならの今日に』『裸の心』などのシングル曲に新曲7曲を加えた全12曲を収録。とんだ林蘭によるパスタを使ったアートワークも目を引くものが。(ワーナーミュージック)

栗コーダーカルテット『25周年ベスト』

Eテレ『ピタゴラスイッチ』などでおなじみ。リコーダーによるほんわかまったりな演奏を聴かせてくれる栗コーダーカルテットが結成25周年を迎え、ベストアルバムを発売。オリジナル楽曲21曲を集めたDISC1と『サウスポー』などカバー曲21曲収録のDISC2の2枚組に。(NBCユニバーサル・エンターテイメント)



ケイティ・ペリー『スマイル』

暗いニュースや深刻な状況が続くこの頃。「みんなに笑顔でいてほしい」という思いが込められた今作。ポジティブなパワーにあふれるタイトル曲の『Smile』は、意外にもケイティ自身が"落ちていた"ときに書いた曲とか。先行シングルの『Daisies』をはじめ気持ちが晴れるような楽曲ばかり。(ユニバーサルミュージック)


取材・文/古川はる香

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