2歳の男の子を育てながら、デペロッパーとしてフルタイムで働く高井理子さん。

平日は家事・育児・仕事で、「1日24時間じゃたりない！」と感じるほどバタバタの生活を送っているそう。

そんな高井さんに、毎日の生活を回すコツや、忙しい中でもファッションや美容を楽しむ工夫などを教えてもらいました。

2020年度LEEキャラクター
高井理子さん

 

高井さんを構成する5つのキーワード

1. 「インスタ」がコミュニケーションツールに
2. 「プチプラ＆親子リンク」でファッションも楽しむ
3. 美容は「かけどころ、抜きどころ」を分けて
4. 脱「〇〇しなきゃ」
5. 家事は「夫婦チームプレー」で

「インスタ」がコミュニケーションツールに

親バカですが、息子が生まれてからは、息子の写真をインスタグラムに投稿するのが趣味に。最初はただの自己満足記録だったのですが、今では自分のいいと思うものをアウトプットしたり、人から教わったものをインプットしたり、さらには人脈作りになったりと、子育てに欠かせないツールの1つになっています。

ファッションやインテリアなどもインスタから情報を得ることが多いです。息子のおもちゃもインスタを参考にして購入することも。リトルダッチの木製のキッチンやパーキングなどは、どうしても欲しくて、海外から個人輸入で購入しました。コロナ禍でのステイホーム中は、ずっと在宅勤務になり、息子を見ながら仕事をしていたので、おもちゃがどんどん増えました。公園にもなかなか行けなかったので、体を動かせるような遊具も導入。リビングが子ども部屋となりました（笑）。

最近は、息子の写真にコメントをもらうことも多く、嬉しいです！親バカですが、可愛い写真が撮れると連投しちゃいます（笑）。

イケアの棚を2つ繋げて正方形にしてプレイスプースを作っていますが、これもインスタから情報をゲットしました。

「プチプラ＆親子リンク」でファッションも楽しむ

独身のころから、ずっと服が好きです。子どもが生まれてからは、自分の服を買いに行く時間がないので、ネット通販がメインになりました。インスタで見つけたroughlow（ラフロウ）、eLLa（エラ）、MACHATT（マチャット）、Lavish Gate（ラビッシュゲート）、coca（コカ）、ZARA（ザラ）などが最近のお気に入り。子ども服は、韓国発のネットショップで買うことが多いです。ここでもインスタ情報を頼りにしています。

トレンドに流されず、自分が好きなものを着るのがこだわりですが、最近、顔タイプ・骨格診断を受けてからは、自分に似合うかどうかも少し意識するようになりました。家族でスニーカーを同じブランドでそろえたり、ボトムの色を合わせたり、さりげなくリンクコーデを楽しむことも。

ピアスはインスタで見つけた、ハンドメイドのもの。服だけでなく、アクセサリーなどもインスタ経由で見つけることが多いです。

夏コーデのアクセントになって、お気に入りの一足です。

実はこのヴァンズ、私もおそろいで持ってるんです！ほかにも、コンバース、アディダス、ナイキも家族でおそろいです。

美容は「かけどころ、抜きどころ」を分けて

美容情報を見るのも好きで、最近は美容家の石井美保さんの「こすらないスキンケア法」を参考に実践中。洗顔やクレンジングを泡でのせるようにやさしくしてみたら、ずっと気になっていた肌の赤みが治まったんです！　自分ではこすっているつもりはなかったんですが、クレンジングや洗顔のやり方を変えただけで肌のコンディションがよくなったことに感動しました。

スキンケアは、時短アイテムは使わずに、わりと丁寧にする派。朝は忙しいので美容液は省略しますが、夜はしっかり塗るようにしています。

メイクは濃くなりすぎないよう、薄くなりすぎないよう、ほどよくするように心がけています。その分、ヘアスタイルは時短。ルシードエルの髪のベタつきリセットスプレーでふんわりさせて、サッと結ぶことが多いです。

夜は左から順に全部使っていますが、時間のない朝は、無印良品、アクセーヌ、キールズの3点をパパッとつけてからメイクをしています。

最近のメイクアイテムは「マスクをしても崩れにくいもの」が中心になっています。

メイクは濃くなりすぎないように、ほどよく。仕事では、商談で人と会うこともあるので、なるべく好印象になるように心がけています。

脱「〇〇しなきゃ」

食事は好きなものを好きなように食べています（笑）。健康を意識して、朝「豊潤サジー」を飲んで、夕食に必ず納豆を食べていますが、それ以外はとくにこだわっていません。食事に限らずですが、日々の生活は子ども中心。「こうしなきゃ！」と考えてしまうと、その通りにできないとイライラしがちなので、あまり理想にこだわらず、「まぁいいっか」と思って過ごすようにしています。「子どもに振り回されて当たり前」くらいの気持ちでいたほうが、ストレスがたまらずラクだということに気づきました。

とはいえ、オン・オフの切り替えや、自分のための時間は絶対に必要！ 最近は、子どもが寝たあとに、オンラインでイラストの勉強をしています。あと、平日がバタバタしている分、土日はわりと家でダラダラ（笑）。時々ウーバーイーツを利用して、家事もお休みしています。

納豆はお気に入りをリピート買い（笑）。「豊潤サジー」は、鉄分やビタミンなどの栄養が豊富で便秘にいいとインスタで知り飲むように。甘酒やフルーツジュースと混ぜて飲むことも多いです！

もともとイラストを描くのが好きで、オンラインレッスンをステイホーム中に思いきって始めてみました。1人時間の楽しみの一つです。

おうち時間が増えたこともあり、ずっと欲しかったハリオのコーヒーミルを購入しました。自分のために丁寧に淹れたおいしいコーヒーを飲む時間が幸せです！

家事は「夫婦チームプレー」で

平日の食事作りはなるべく時間をかけないようにしています。土日に作り置きしたり、平日に食事を作る場合も2日分くらいまとめて作って、翌日は何もしなくてもすぐ食べられるようにしたり。カオマンガイなど、炊飯器に具材を入れるだけで簡単にできるボリュームメニューもよく作っています。

あとは、夫婦でなるべく協力。保育園の送迎も行きは夫、帰りは私。私が食事を作ったら、食器を洗うのは夫。夫は料理もできるので、夫が食事を作って、私が食器洗いをすることもあります。新型コロナウイルス感染症の流行以降、夫の仕事の飲み会がなくなったので、家族で協力することがさらに増えました。まだまだ模索中で課題はありますが、今後も夫婦で協力しながら、育児と仕事を両立できればと思っています。

よく使う家電は、気がつけばほとんどパナソニックのものでした。冷蔵庫もパナソニックです。

調理の時短アイテムでよく使うのが、ハンドルを引っ張るだけでみじん切りができる、ぶんぶんチョッパー。離乳食のときに購入したのですが、便利で今も愛用しています。

毎日大変ですが、息子の笑顔に元気をもらっています。息子中心の生活を、夫婦で協力しながら楽しみたいです！

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撮影／細谷悠美　取材・文／渡辺有紀子