FOOD

マンゴーとココナッツミルクのジェラートのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2020.08.04

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8月になりました。

ようやく長い梅雨が明けて、いよいよ暑い夏が始まります。

 

今回のレシピは『マンゴーとココナッツミルクのジェラート』。

暑い日にうれしい、ひんやりスイーツです。さらりと口の中でほどけていく さっぱりとしたジェラートに、マンゴーをたっぷりと混ぜ込みました。

フルーツは凍らせず、食べるときにフレッシュなまま混ぜ込むのが、今回のレシピのポイント。

ココナッツの甘い香りに コンデンスミルクのやさしい風味。なめらかな口どけのジェラートの中で、ジューシーなマンゴーの香りが広がります。

 

ジェラートの作り方は いたってシンプル。フードプロセッサーを使うとあっという間です。

手で作るときは 1~2時間ごとに取り出して、泡立て器やハンドミキサーでなめらかにして、また冷凍庫に戻す作業を3~4回繰り返します。

その都度練るようにしてしっかりとなめらかにするのがポイント。

脂肪分が少ない分、氷のように固まりやすいので、なめらかな状態を保ちながら 凍らせていくことが大切です。

混ぜにくい時は、少し室温において やわらかくして作業しましょう。

とはいえ、実は シャリシャリと氷柱のようになった部分も 食感がたのしくて、見つけるとちょっと得した気分に(笑)

ムラがあっても そこは手作りの良さ。均一でないおいしさ、たのしさも手作りならではです。

 

南国の香りたっぷりの あと味軽いジェラート。 ぜひ、みなさんもお楽しみくださいね。

 

 

 

マンゴーとココナッツミルクのジェラート

 

【材料】

・ ココナッツミルク    400ml
・ コンデンスミルク    70g
・ グラニュー糖    70g
・ 生クリーム    150ml

・ マンゴー   各適量
・ ブルーベリー
・ ラズベリー

 

【作り方】

① ボウルにココナッツミルク、コンデンスミルク、グラニュー糖3/4量を入れ、よく混ぜ合わせる。

② 別のボウルに生クリームと残りのグラニュー糖を入れ、氷水にあてながら角が立つまで泡立てる。

③ ①に②を2、3回に分けて加え、やさしく混ぜ合わせる。フリーザーバックやバットに流し、冷凍庫で凍らせる。

④ ③を2cm角に切り、フードプロセッサーでなめらかな固めのシェイク状になるまで攪拌する。柔らかくなりすぎたら、冷凍庫に少し入れて固める。手で作るときは 、ボウルなどに流し入れて凍らせる。1~2時間ごとに取り出して、泡立て器やハンドミキサーでなめらかにして、また冷凍庫に戻す作業を3~4回繰り返す。

⑤ マンゴーを種に沿って切り、皮をむいて角切りにする。④のジェラートを器に盛り、マンゴー、ブルーベリー、ラズベリーをのせる。

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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