LIFE

Sayaの「星がたり」

初回は#stayhome振り返り対談!【Sayaの星がたり スペシャル 〈第1回〉】

  • Saya

2020.06.22

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#stayhome で見えた12星座別の
おうち時間の向き、不向き

しし座の担当HT子は、週末のお出かけがなくなって1日3食のごはん作りにストレスMAX(泣)

 

編集HT子:さて始まりました5日連続でお届けする「Sayaの星がたり #stayhome振り返りスペシャル」。緊急事態宣言が解除されてしばらく経ちましたが、感染予防には一層の注意を払いたいもの。在宅勤務や休園、分散登校などで家族が家にいることも多く、気軽におでかけもできない日々が続いている人も多いですね。Sayaさんは、ステイホームはどうでしたか? しし座の私は、とにかくストレスが溜まりまくりでしたが。

Saya:しし座はお祭り人間のパーティピープル。スポーツ観戦とか飲み会とか、大勢でワイワイするのが好きだから。それに、HT子さんは、生まれたときの星まわり、ホロスコープでは月がいて座にあって「自由と旅」が大好きだし、仕方ないですよ。愛と美の星・金星はてんびん座にあるから、誰かの顔を見て元気になる人だしね。

編集HT子:確かに。長年、地元のサッカーチームのサポーターなんですが、スタジアムまで応援に行けないのもストレスの一因でしたね。再開の兆しは見えてきましたが、大好きな舞台やライブも全部中止ですし、何で気分転換すればいいのか(泣)。友人たちに会えないのもつらい。一人旅も、誰かと感動を共有できないとつまらないから、ほとんど経験がないくらいで。ステイホームが言われるようになって以来、週末は学生時代からの友人や趣味の友人、ママ友たちとのオンライン飲み会をはしごしています。


ひと足先に#stayhome実践の
Sayaさんに社会が追いついた!?

おとめ座Sayaさんはstayhomeの達人。仕事に趣味の家庭菜園にと穏やかな日々。

 

Saya:強者ですね。3月22日から7月2日まで、ルールの星・土星は、みずがめ座に滞在しているんですが、みずがめ座は、ITやフリーランスを象徴しているんです。土星がみずがめ座に入ったのと、ステイホームが言われるようになったタイミングは、星と不思議なほど符合していました。

私は、HT子さんとは逆にフリーランス気質。生まれたときの星まわりで、ネットやリモートワークを象徴するみずがめ座に行動の星・火星があって、ひとつの場所や特定の人間関係に縛られたくないタイプなんです。

リアルに人と会う東京出張や個人セッションをとりやめるとか、カフェでの息抜きができないとかはありますが、ひとりで原稿を書くというライフスタイル自体は同じ。テレワークの編集者が増えて、東京とのズームやスカイプミーティングがやりやすくなったくらいでした。

でも、フリーが長いと、旅に出かけるのも連休は外すし、普段から平日に遊ぶとか、人混みを避けるようになる。しかも、書いているものが星占いだとちょっと異端というか、端っこの人間という意識があったのに、社会の大多数と在宅ワークの苦労を共有できるのが不思議な感じ。これを機に、社会が大きく変わっていくことも実感しています。


LEE100人隊アンケートには、
#stayhomeのヒントがいっぱい

編集HT子:今回、アンケートをお願いしたLEE100人隊やLEEキャラクターのみなさんも、ステイホームが上手ですよね。大変な状況のなかでも、ポジティヴな面をちゃんと見ているのがすごいです。編集部スタッフにもアンケートを取りましたが、こちらはトホホな人ばかりで(笑)。

Saya:編集者は忙しいから、仕方がない点もありますよね。もともとLEEはライフスタイル誌ということもあるのか、みなさん、限られた条件のなかでも、暮らしを楽しんでいるのが印象的でした。お子さんとの時間をこんなにゆっくりもてることもなかなかないから、「子どもの笑顔を見ているだけで幸せになれる」という声も多かったですよね。

編集HT子:100人隊は、家族の仲がいい人が多いし、暮らし上手なんですよね。見習いたい点が本当にいっぱい。

Saya:特にお金をかけるとかじゃないけど、お取り寄せやテイクアウトなどでおうちグルメを楽しんだり、時間がある間にインテリアを模様替えしようとか、刺しゅうや洋裁などのハンドメイドをしたり。ネットフリックスなどのデジタルコンテンツやアマゾンファイヤースティックなどのデジタルツールも上手に使いこなしていて。でも、なかにはHT子さんみたいにストレスいっぱいの人もいましたよね。おしゃべり好きのふたご座さんとか。

編集HT子:ああ、ここに仲間がいる!と思って、すごく安心しました。

Saya:100人隊らしいなあと思ったのは、「ひとりで自由に過ごせるならステイホームは得意だけど、夫が在宅勤務になったり、子どもが休校になったりで、家族がいると、3食作ったり、家事も増えたりで大変」という声。ひとり好きのおひつじ座さんや活動星座で、家にいてもアクティヴなやぎ座さんから、出ていました。

そう感じるくらい、みんな手抜きせずに、がんばっているんだなあと。私は、夫婦だけでも毎日ごはんを作っていると息切れしそう。なのに、100人隊のみなさんは、子育てしている上、お菓子まで作っているんだとリスペクトです。

編集HT子:私はひとりなら、仕事から帰宅してもビールと納豆と枝豆で1週間過ごしてしまうタイプなのですが、今回は夫も、大学生の息子や高校生の娘も在宅だったので、ごはんは作らないとならないですよね。仕方ないから、作るモチベーションを上げようと連日SNSに記録するんだ!と決めて、なんとか日々の食卓を保っていました。誰かが反応してくれるのを励みに。

Saya:料理家さん並みのレシピ、参考にさせてもらいましたよ。HT子さんの料理連載とかしてほしいです。

編集HT子:LEEで紹介したレシピをひたすら作って試してみているだけなんです。自分で作ってみてLEEのレシピは本当に役に立つ!ということを体感して、自信をもっておすすめしたいんですよね。

Saya:SNSにはひき肉料理が多かったですが…。

編集HT子:LEE6・7月合併号のひき肉別冊です!




おこもり期間に選んだ情報には、
予想以上に星座別の違いが

編集HT子:ところで、アンケートの返信には12星座別や火、土、風、水のエレメント別で違いはありましたか? みんな、私みたいにわかりやすいのかな?

Saya:自由を奪われて、家にいるという条件は同じですから、お取り寄せをしたり、身体を動かしたり、家族や友人とLINEをしたり、そんな全員がとる行動ももちろん、ありました。でも、予想以上に違いも明確で。

家にいて、外から受け取る情報が少ないからこそ、自分から取りにいく情報やモノにはその人らしさ、その星座らしさが表れるんだなと再確認。LEE100人隊やLEEキャラクターは、家族のいる人が多いですが、シングルの人が読んでも、きっと参考になると思います。火・土・風・水のエレメント分けでも、しし座のHT子さんと同じ火のエレメントの人は、結構な確率で、ステイホームのストレスが溜まっていたし。火のエレメントのグループは、おでかけが好きだから。

編集HT子:火のエレメントは、おひつじ座、しし座、いて座ですよね。「同感!」な回答ばかりでした。返答率の高い土グループおうし座さんは、みんなステイホーム上手でしたね。

Saya:そうそう。おうし座さんは、不動星座でもあり、家にいて楽しむことに貪欲。ステイホームが大好きなタイプだと思います。

五感が発達したおうし座さんには、食いしん坊が多いのはわかっていたんだけど、本当に、みんなお取り寄せなど、食べる話が多かったですよね。

かに座はいかにリラックスするか、やぎ座は社会に意識が向き、努力型、そして、うお座は心潤すものを求めるというように、星座ごとの特徴がよく表れていたと思います。さそり座は、さらっとつれない答えの人が多かったりするのも、星座のイメージどおりで。ちょっとした言葉の選び方にも星座の特徴が表れていて、読んでいて楽しかったです。

コロナ禍が収束したら、やりたいこと、行きたいことなんかも星座ごとにきっと特徴があるだろうから、聞いてみたいけど。いて座とかは旅がないと生きていけない人たちだから、すでに、行きたい旅先とかクリップしていそう。

編集HT子:それもいいですね。そして、Sayaさんの星のアドバイスも聞きたいです! エレメントごとに違いがあるなら、それも!

Saya:そうですね。暮らし上手のみなさんにアドバイスというのもおこがましいのですが、ステイホームを通じて見えてきた自分にとって心地よいもの、心が満たされることをポストコロナのライフスタイルに生かしていきたいですね。

ポストコロナ、つまりみずがめ座の時代は、ルールの星・土星が去った後、変容の星・冥王星もやってきて、長く続くことになりますし、みずがめ座では、「個人の生き方」が大切になるんですね。


ポストコロナは、働き方も生き方も
答えは自分の中にしかない

Saya:以前からお話ししていることですが、みずがめ座の時代は、雇用されるとか、男女で役割分担するとかの旧来の発想には縛られないほうがいいんです。たとえば、学生さんも、しばらくは就職氷河期になるかもしれませんが、自分で道を切り拓くとか、今はあまり評価されていない業界に飛び込むほうがいいと思います。

それは、社会人の転職活動でも、これまでは主婦だった方でも同じだと思います。在宅で仕事をする流れは加速するでしょうし、体力や男同士の序列とか連帯感が関係ない時代がやってくる。集団で働くという発想を離れてみると、思いがけないところにきっと仕事のタネは落ちていて、女性の可能性は、逆に広がっていくかもしれません。そのとき、社会に合わせていても、社会も混乱していますから、あまり未来はないんです。答えは、自分の中にしかない。好きなこと、得意なことなど、心惹かれる方向に進んでいくしかありません。

ルールの星・土星は、7月2日にいったん、みずがめ座を去りますが、12月17日に戻ってきます。拡大と保護を象徴する木星も、12月19日にみずがめ座に入るので、2021年は、みずがめ座のエネルギーがわかりやすく現れます。この春のコロナ禍で、テレワークやステイホームのノウハウが浸透しましたが、これは、来年以降のみずがめ座の時代をよりよく過ごすための準備になると思います。しばらくは生みの苦しみがあるかもしれませんが、よりよい未来のために、元気に乗り切っていきたいですね。

編集HT子:同感です!

Saya:それから、ステイホームとは少し外れてしまうんですが、LEEの読者さんは、私より若い方が多いんですけど、みんな本当にいい人たちで、手抜きがなくて、素敵なのです。パートナーに対しても、両親に対しても、言いたいことの半分も言ってないんじゃないかと。

でも、日本って、結婚した女の人に、面倒なことを全部おまかせしようとする文化じゃないですか。がんばりやさんほど期待されてしまうし、社会や家族の要請に全部、「イエス」って言っていたら疲れてしまいます。たまには役割をサボってもいいし、ちゃぶ台をひっくり返してもいい。そして、こんな時代でも、自分自身が幸せになることに罪悪感をもたないでほしいな、と思いました。だって、自分が幸せでないと、家族も、人も助けられないですよね。美しいものを眺めてガス抜きしつつ、自分も、社会もハッピーになれる方向をみんなで考えていけたらいいな、と思います。

編集HT子:本当にそうですね! この後、火、地、風、水のエレメントでのSayaさんのステイホーム分析が楽しみです!

今日から5日連続でお届けする「Sayaの星がたり #stayhome振り返りスペシャル」にどうぞご期待ください!


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Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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