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桜のソイジェラートのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2020.04.21

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桜のソイジェラートのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

 

 

4月半ば

儚く桜の季節が過ぎゆき、新葉が芽吹くころ。

今年はゆっくりとお花見を楽しむことができなかったので、おうちでもう少し桜の余韻をたのしんでくださいね。

 

今回のレシピは『桜のソイジェラート』です。

豆乳をベースに 桜の塩漬けを混ぜ込んだ あと味軽いジェラート。

ほのかな豆の風味に桜の香り。ほんのりときいた桜の塩気が、やさしい甘さを引き立ててくれます。

 

ジェラートのレシピは材料も工程もとてもシンプル。

生クリームは八分立てに泡立てて加えるので、ふんわりと軽い口あたりです。

最後にフードプロセッサーで撹拌するので、さらにふんわり。あっという間に仕上がります。

機械に頼らず、手で作るときも工程は簡単。凍ってきたところを途中で取り出し、フォークで空気を含ませるようにかき混ぜて。

冷凍庫にもどし、これを2,3回繰り返しながら、完全に凍らせます。

このとき、少し練るようにして その都度なめらかなシェイク状にするのがポイント。

フードプロセッサーで作るより、手間はかかるけれど、ひと作業ごとに できあがっていく過程を確かめながら作るのも、たのしい時間です。

 

もうひとつ、このジェラートでおすすめなのが、いちごとの組み合わせ。

桜の香りをのせた 甘酸っぱいいちご。春の香りが広がります。

ぜひ、一緒にお試しください☆

 

 

 

桜のソイジェラート

【材料】

・ 桜の塩漬け    40g
・ 無調整豆乳   200ml
・ コンデンスミルク    50g
・ きび砂糖    50g (お好みの砂糖でOK)
・ 生クリーム    200ml
・ いちご    適量

 

【作り方】

① 桜の塩漬けは30分ほど水にさらして塩抜きする。(味をみて塩気が強いときは、さらす時間を増やす。)水気をしっかりと絞り、刻む。

② 豆乳、コンデンスミルク、きび砂糖1/2量を合わせて火にかけ軽く温める。

③ きび砂糖が溶けたら②を火からおろし、①を加えて冷やしておく。

④ ボウルに生クリームと残りのきび砂糖を入れ、氷水にあてながら、やわらかい角が立つまで(八分立て)泡立てる。

⑤ ③に④を加え、混ぜ合わせる。保存袋(バットなどでもOK)に入れ、冷凍庫で凍らせる。

⑥ ③を3㎝角に切り、フードプロセッサーでなめらかな固めのシェイク状になるまで攪拌する。冷凍庫でもう一度凍らせる。

⑦ いちごと⑥を盛り合わせる。

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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