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マーブルチーズケーキのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2020.02.04

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マーブルチーズケーキ

 

 

 

2月。

いよいよ冬本番。

2月の一大イベント、バレンタインデーも、もうすぐです。

今年も繊細なデザインのチョコレートや、色鮮やかなトリュフなど・・・

個性的なチョコレートが並んで、見ているだけでも幸せになりますね。

 

今月のレシピはチョコレートを使ったチーズケーキ、『マーブルチーズケーキ』です。

レモンの香りがさわやかなプレーン生地と、カカオの風味豊かなチョコレート生地を合わせた マーブル模様のチーズケーキ。

しっとりとなめらかで クリーミーなチーズケーキです。

 

チーズケーキといっても、そのレシピは数知れず・・・

あっさりと軽いタイプや濃厚なタイプ、使うチーズや国によっても様々で、本当に奥が深い!

最近では、バスクチーズケーキのように、濃厚でクリーミーなタイプも人気ですね。

 

このマーブルチーズケーキもなめらかな口あたりが身上のチーズケーキです。

低めの温度で、ゆっくりと蒸し焼きにし、焼き上がったら そのままオーブンの中で 余熱を利用しながら ゆっくりと冷まして。

さらに一晩 冷蔵庫でねかせて生地をなじませます。

 

時間をかけて丁寧に作るチーズケーキ。

工程は材料を順に混ぜるだけと とてもシンプルなので、お菓子作り初心者さんにもおすすめです。

 

どんなマーブル模様になっているかは、切り分けるまでのお楽しみ。いつもワクワクする瞬間です。

ぜひ、お試し下さいね。

 

2月といえば、やっぱりチョコレートが主役。

甘くしあわせなひと月となりますように・・・☆

 

 

 

 

マーブルチーズケーキ

【材料】 13x18㎝型 1台

・ クリームチーズ    200g
・ サワークリーム    50g
・ グラニュー糖    70g
・ 卵    1個
・ 卵黄    1個
・ 生クリーム    150ml
・ レモン汁    大さじ1/2
・ レモン皮(すりおろす)    1/2個分
・ 薄力粉    30g
・ チョコレート(ビター)    50g

・ 全粒粉ビスケット    60g
・ くるみ    30g
・ 無塩バター (溶かす)    30g

 

【作り方】

*クルミはオーブンやトースターで軽く色づくまでローストし(フライパンで空煎りしてもOK)、細かく刻む。

*チョコレートは細かく刻み、湯煎で溶かす。

*オーブンを150℃に温める。お湯を用意する。

 

① ビスケットを厚手の袋に入れ、めん棒などで細かく砕く。くるみ、溶かしバターを混ぜ、しっとりしたら型にしき、スプーンの背などでしっかりと押さえる。冷蔵庫で冷やしておく。

② クリームチーズを柔らかく練り、サワークリームを加えてよく混ぜる。

③ グラニュー糖を加えてよく混ぜる。

④ 卵と卵黄をよく混ぜ、③に少しずつ加えてそのつどよく混ぜる。

⑤ 生クリームを2、3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。

⑥ レモン汁、皮を加えて混ぜる。

⑦ 薄力粉を振るい入れ混ぜる。

⑧ ⑦の1/4量(150g)を取り分け、溶かしたチョコレートを加えてよく混ぜる。

⑨ ①に⑦のプレーン生地1/3量を流し、上から⑧のチョコレート生地1/3量を散らすように流す。これを繰り返す。竹串などで大きく混ぜてマーブル模様にする。

⑩ 天板にのせ、お湯をはる。150℃に温めたオーブンに入れ、50~60分ほど湯煎焼きにする。

⑪ オーブンに入れたままゆっくりと冷ます。冷蔵庫に入れ一晩ねかせる。

⑫ ⑪をスティック状に切り分ける。

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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