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人気料理家4人の「映える鍋」「飽きない鍋」

「赤ワインすき焼き」鍋レシピ/サルボ恭子さん

  • サルボ恭子

2020.01.21

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赤ワインすき焼き

「赤ワインすき焼き」鍋レシピ/サルボ恭子さん

「赤ワインベースの割下には、プルーンで自然な甘味をつけました。一般的なすき焼きよりさっぱりと味わえる、洋風煮込みの感覚です」

材料・3〜4人分

牛カルビ焼き肉用肉……12枚ほど
ズッキーニ……1本
パプリカ(赤)……1と1/2個
パプリカ(黄)……1個
玉ねぎ……2個
ヤングコーン……6〜8本
セミドライプルーン(種なし)……3個(25g)
赤ワイン(ミディアムボディのもの)……500ml
しょうゆ……125ml
サラダ油……大さじ1

作り方

  1. ズッキーニは両端を切り落として長さを3等分にし、1㎝角の棒状に切る。パプリカは縦に半分に切ってから1㎝幅の棒状に切る。玉ねぎは皮をむいて1㎝幅の輪切りにする。
  2. セミドライプルーンを包丁で細かく叩いてボウルに入れ、ワイン、しょうゆと混ぜ合わせる。
  3. 鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、熱くなったら玉ねぎを並べ入れる。しばらく触らずにしっかり焼き色がつくまで焼きつけたら、ひっくり返して軽く焼いていったん取り出す。
  4. ③の鍋に②を入れて中火にかける。沸いたらそのまま5分ほど火を入れ、ふつふつと軽く沸騰する程度の火加減に弱め、牛肉を入れる。肉の色が変わったら一度取り出す。③の玉ねぎを戻し入れ、3分煮て一度火を止める。
  5. 玉ねぎを鍋の中央に集めて、周りに牛肉、ズッキーニ、パプリカ、ヤングコーンを彩りよく並べ入れて再び火をつける。沸いてきたら火を弱めて、野菜が好みの火入れになるまで煮る。煮汁が煮詰まったら水(分量外)を足して薄める。

玉ねぎは焦げ目がつくまでしっかり焼きつける

この鍋のおいしさを密かに支えるのが、焦げ目がつくまでしっかり焼きつけた玉ねぎ。香ばしさが全体の風味を高める。


2019年1月号【人気料理家4人の「映える鍋」「飽きない鍋」】より

サルボ恭子

料理家

パリで料理と製菓を学び、名門ホテルを経て帰国。その後、料理研究家のアシスタントを経て、独立。現在は料理教室を中心に、書籍や雑誌で活躍中。『フランス共働き家庭の2品献立』(立東舎)、『かんたんシンプル ごほうびデザート』(家の光協会)ほか著書多数。

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