年末年始を目前に、帰省や旅支度が気になってくる頃。「旅の快適さは準備で決まる」と言っても過言ではない！？

そこで今月は、旅上手なあの人の行き先別・マストアイテムやトラベルバッグを拝見！

ライフスタイルのプロ、整理収納アドバイザーEmiさん＆料理家 近藤幸子さんの旅グッズは？

整理収納アドバイザーEmiさんの旅アイテム
手土産を事前に送っておけば、荷物も心も軽やかに！

整理収納アドバイザーEmiさん
「OURHOME」主宰。夫と10歳の男女の双子の4人家族。LEEで連載中のコラムが大人気。

「大晦日は夫の実家へ、元日は私の実家に1泊ずつするのが毎年恒例の過ごし方です。車移動とはいえ荷物の軽量化にはこだわっています。バッグもOURHOMEの撥水素材の『大人トート』で軽やかに。準備段階でオススメしたいのは手土産を事前に送っておくこと。荷物を減らせるだけでなく心の余裕も生まれて一石二鳥です」（Emiさん）

毎年恒例！2泊3日の両家ハシゴ帰省

１　イケアの収納ボックスSKUBBは車に常備しておけば急に荷物が増えても安心。

２　子どもの持ち物は自分たちで準備。実はこれが旅支度を楽にするための一番のカギかも。

３　荷物が多くなったときのために持っていくサブバッグ。ファッションのアクセントにも。

４　mizuiro indのワンピースはポリエステル素材でシワ知らず。フォーマルな場面でも頼れる。

５　普段から心に響いたことを書き留めているマイノートは家族全員が常備。みんなで新年の目標を書くのが毎年の恒例！

６　充電器用のメッシュポーチには持ち物リストを入れておいて、荷物の抜け漏れをチェック。

７　OURHOMEの「スクエアショルダー」は牛革できちんと見えも！　貴重品やハンカチ、リップなど常備品を持ち歩くのに便利。お年玉のポチ袋も渡すのを忘れないようにバッグの中に入れておく。

８　ストールを替えるだけで同じワンピースを何度か着ることも。

９　服は洗濯ネットに入れて持参。洗濯物をここに入れて持ち帰れば、荷ほどきの時間節約にもなる！

「忘れ物をしないようにエバーノートというアプリに作っておいてある、泊数別の荷物リストを見ながらいつも準備をしています。子どもたちも各々で荷造りするので、夫が突然『今から旅行だ！』と言っても15分で4人揃って出かけられるようになりました（笑）」（Emiさん）

料理家 近藤幸子さんの旅アイテム
足りないときは現地で調達。旅は荷造りからリラックスして

料理家近藤幸子さん
料理教室「おいしい週末」主宰。夫と12歳・6歳の姉妹の4人家族。＂頑張りすぎないレシピ＂で人気。

「エルベシャプリエのナイロンバッグXLサイズは、軽さはもちろん、汚れが気にならないのがうれしいですね。子どもが自分で荷物を持ってくれるようになってからは容量もこれだけで十分」（近藤幸子さん）

くつろぎを求めて！年末ファミリー沖縄旅

１　小6の長女はザ・ノース・フェイスのK Sunny Camper 40+ 6を愛用。派手なデザインなので親も見失う心配なし。

２　荷物の整理にベトナムで購入した刺繍の巾着が活躍。

３　パピエティグルのトートバッグ。買い物や子どもの上着の持ち歩きに。

４・５　デザイン性と機能性を兼ね備えるiroseのバッグが街歩きに便利。黒のかごバッグはパンチングなので軽量！　必要最低限の荷物で出かけるときはベージュのショルダーを。

６　子どものお絵描きセットを入れるパピエティグルのメッシュポーチはカラフルなデザインが気分を上げてくれる。

７　Coci la elleのスカーフをファッションのワンポイントにして。

８　シンプルなsaquiのドルマンスリーブワンピースにtamasのアイコニックなイヤリングをつければお出かけ仕様に瞬間アップデート。

９　早朝の移動で自分の髪の手入れまで行き届かないときに重宝するchisakiのフェルト帽。 CITRUSの布製ネックレスはカジュアルで旅先にも持っていきやすい。

「子連れ旅はいつも慌ただしくなってしまうので、それを見越して事前に荷物の一部を旅先に送ってしまうことも。
服や靴は現地で購入することで、かえって物への思い入れが生まれるという効果もあるので、万が一足りなければ向こうで買えばいいや、くらいの気軽さで準備しています」（近藤幸子さん）

撮影／魚地武大（TENT）　スタイリスト／吉村友希