FOOD

りんごとカマンベールのクランブルフランレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2019.12.03

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12月。

いよいよ今年最後のひと月。

一年で一番慌ただしくて、賑やかで、たのしいひと月です。

クリスマスや忘年会・・・家族やお友達と過ごす時間も増えそうですね。

 

今回のレシピは、前回のクランブルを使って おもてなしにも喜ばれそうなスイーツをもうひとつ。

『りんごとカマンベールのクランブルフラン』です。

 

中をくり抜いたりんごに、プリンのような卵の生地と カマンベールチーズを入れて焼きあげました。

焼きたてのところに クランブルをたっぷりとのせて。

香りをつけたカルバドスはりんごが原料の蒸留酒。さわやかで深い風味が特徴です。

手に入ったら、ぜひりんごのお菓子に使ってみてくださいね。

 

上からさくさくクッキー、中はフルフルのフラン、最後はジューシーな焼きりんごと、器ごと食べられる楽しいスイーツです。

 

くり抜いたりんごは・・・というと、そのまま食べてしまってもいいけれど(笑)、いつもは 耐熱器に入れて 天板のすき間で 同時に焼いています。

フランと一緒に食べてもいいし、パンにのせたり、ヨーグルトに入れても。

バターをちょっと落として、ソテーしたお肉のソースにしてもおいしいですよ。

この小さなおまけも お楽しみのひとつです。

 

何かと気忙しい12月。

おやつの時間でちょっと一息入れて、冬の日々をたのしくお過ごしください☆

 

 

 

 

りんごとカマンベールのクランブルフラン

【材料】 4個分

・ 卵    1個
・ グラニュー糖   25g
・ 薄力粉    10g
・ 牛乳    50ml
・ 生クリーム    50ml
・ レモン汁    小さじ1/2
・ レモン皮    1/2個分
・ カルバドス    小さじ1(あれば)

・ りんご    4個
・ カマンベールチーズ    1/2個

 

(クランブル) *作りやすい分量
・ 薄力粉    60g
・ アーモンド粉    60g
・ グラニュー糖    50g
・ シナモン   大さじ1/2
・ 塩    ひとつまみ
・ 無塩バター    50g

 

【作り方】
* バターは7~8㎜角に切り冷やしておく

* オーブンを180℃に温める

 

① クランブルを作る。薄力粉とアーモンド粉をボウルに振るい入れる。グラニュー糖、塩、シナモンを加えてよく混ぜる。

② バターを加え、指でつぶしながら粉をまぶす。さらにすりつぶしながら粉となじませ、ぽろぽろのそぼろ状態にする。冷蔵庫で冷やす。

③ 天板にオーブンシートをしき、②を広げてオーブンで20~25分色よく焼く。

④ フランを作る。りんごはヘタの上部分を切り取り、ふたを作る。下の部分の中身をスプーンなどでくり抜き、竹串などで皮に数箇所穴を開ける。カマンベールは1.5cm角に切る。

⑤ ボウルに卵を割りほぐし、グラニュー糖を加えてよく混ぜる。

⑥ 薄力粉をふるい入れて混ぜる。

⑦ 生クリーム、牛乳を順に加え、その度よく混ぜる。レモン汁、レモン皮、カルバドスを加える。

⑧ りんごにカマンベールを入れ、⑦を注ぐ。オーブンで25~30分焼く。竹串をさして生地がついてこなければ焼き上がり。オーブンから取り出し、③をのせる。

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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