FOOD

りんごと柿のクランブルのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2019.11.19

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11月半ば

りんごの美味しい季節になりました。

店頭にたくさん並んだ真っ赤なりんご。

さわやかな香りに つい手が伸びます。

 

今回のレシピは『りんごと柿のクランブル』です。

バターをからめたりんごと柿に、スパイスが香るクランブルを たっぷりとのせて 焼きあげました。

とろんと やわらかなりんごの層と、サクサク、ザクザクの香ばしいクランブルの組み合わせ。

ふたつの食感がおいしい、定番のおやつです。

 

柿は焼くとさらに甘みが増すので、りんごは紅玉など酸味のある品種がおすすめ。

甘みの強い品種のりんごには ソテーするときに レモン汁を少し加えると 味がしまります。
サクサクのクランブルの作り方は バターと粉を混ぜていくだけと、とてもシンプル。

スパイスの割合はシナモン7:ナツメグ3くらいを目安にしていますが、お好みの割合でOK。

苦手な方はスパイスを省いた プレーンのクランブルでもおいしく頂けます。

温かいうちにアイスクリームをのせて、ぜひ どうぞ。

 

季節の果物で楽しむクランブル。

しばらくはりんごの出番が続きそうです。

 

温かいおやつがうれしくなってきた このごろ。

 

そろそろ、冬が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

りんごと柿のクランブル

【材料】 グラタン皿 2皿分

・ りんご   2個
・ 柿   1個
・ 無塩バター   10g
・ きび砂糖    小さじ1
・ くるみ    30g

(クランブル) *作りやすい分量
(a)
・ 薄力粉   60g
・ アーモンド粉   60g
・ きび砂糖   50g
・ シナモン、ナツメグ   合わせて大さじ1/2
・ 塩   ひとつまみ
___________________________________________________
・ 無塩バター   50g

・ バニラアイスクリーム   適宜

 

【作り方】
* バターは7~8㎜角に切り冷やしておく
* クルミは粗く刻む
* オーブンを180℃に温める

① クランブルを作る。薄力粉とアーモンド粉をボウルに振るい入れる。残りの(a)の材料を入れてよく混ぜる。

② バターを加え、指でつぶしながら粉をまぶす。さらにすりつぶしながら粉となじませ、ぽろぽろのそぼろ状態にする。冷蔵庫で冷やしておく。

③ フィリングを作る。りんごと柿が皮をむき、7mm厚さのいちょう切りにする。

④ フライパンにバターを熱し、③ときび砂糖を加えてさっとソテーする。バターがなじんだら火をとめ、バットなどに広げて冷ます。

⑤ 耐熱器にバターを塗り(分量外)、④を入れる。上から②とクルミをたっぷりとのせる。

⑥ 180℃に温めたオーブンで25分~30分焼く。

⑦ クランブルが色よく焼けたらオーブンから取り出し、アイスクリームをのせる。

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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