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我が家の主役はリビングよりも「ダイニング」!

サリュコワマリアさん、小さなダイニングを素敵に見せる家具選びのアイデアとは?

2019.11.22

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限られたLDKスペース。本当はソファも置きたいのに、とにかくダイニングテーブルの存在感が大きすぎて、リビングの快適さを諦めざるを得ないのが現状……。それならいっそ、ダイニングを主役にしてはどうでしょう。食事をしたり、子どもたちが宿題をしたり、お茶を飲んだり。思えばダイニングテーブルは、家族が自然と集まる場所。大きなテーブルを中心にしたくつろぎの空間は、家族の距離を今よりも近く、楽しいものにしてくれます。

本日は、ジョンブル PR サリュコワ マリアさんの、小さなダイニングを素敵に見せる家具選びのコツを大公開します!

 

狭くてもくつろげるテーブルまわりの空間づくり
我が家の主役はリビングよりも「ダイニング」!

サリュコワ マリアさんのダイニング
家具も、花器やオブジェも、空間に対して大きなものをあえてセレクトすることで、ゆったりとしたイメージに。「我が家のダイニングのテーマは"古い喫茶店"」。テーブルなど大物アイテムを吟味し、それに合わせて周りの小物もそろえることで、統一感のある空間をつくっている。娘の小夏ちゃんも、年季の入ったこのテーブルがお気に入り。お絵描きはいつも、ママの近くのこの場所で

 

小さいスペースだからこそテーマを決めて統一感を
サリュコワ マリアさん(ジョンブル PR)

3人暮らし妻・夫・長女5歳
アパレルブランド「ジョンブル」PR。ロシアで生まれ、13歳から日本で暮らす。自宅インテリアや娘の小夏ちゃんとの暮らしぶりが垣間見えるインスタグラムも人気(@salyukovamaria

 

大きい家具をあえて置く。空間にはメリハリが大切

キッチンのすぐ横には、重厚な佇まいのダイニングテーブル。そして、大きなキャビネット。ダイニングはそう大きな空間ではありません。けれど、そこには不思議と安らぎがあり、ゆとりさえ感じられます。その理由を「空間に対して、家具が大きいからでしょうか」とマリアさんは答えました。

「小さな空間を少しでも広く、と思ってコンパクトで簡易的な家具を選ぶと、かえって狭く感じるような気がします。テーブルも椅子も、ゆったりしていたほうが落ち着きますよね。だから、大きくても気に入ったものを選ぶ。そのほうが家族もゆったり過ごせるし、メリハリがついて空間も広く見えます」

小さなダイニングを素敵に見せる家具選びのコツは、もうひとつ。それは木やレザーの色をそろえること。それだけで全体がまとまり、居心地のいい空間になります。

「あとは、たっぷりの季節の植物を飾ること。風にそよぐような動きのあるものがあると、空間が生き生きと、軽やかになりますね」(サリュコワ マリアさん)

 

LDKがひと続きになった、アパートで一般的な2LDKの間取り。日中はダイニングと隣り合う1室の引き戸を開け、ひとつの大きな空間として使っている



子ども部屋もダイニングのイメージとつなげて

キッズスペースはダイニングとつながっているので、家具の質感やラグの色合いが子どもっぽくなりすぎないように工夫。夜にイルミネーションライトをつけると、ダイニングからの景色がロマンティックに

 

来客時の話題にも。家族写真をおしゃれに壁掛け

食卓からも目に入る壁には、大切な家族写真を。それぞれデザインの違うフォトフレームに入れて飾ると、楽しい雰囲気になるのでおすすめ。「写真は、お客さんが来たときの会話のきっかけにもなりますよ」

テーブルはフレキシブルに使えるバタフライ式


バタフライテーブルは、以前の職場の先輩から譲り受けたもの。小夏ちゃんがお絵描きするときや来客時は広く、普段はコンパクトに使えて便利。テイストを合わせて選んだ椅子は、ネットオークションで


ロシアのおばあちゃんの家にありそうなラグはネットで。「オマーサ」のサイのオットマンは、オブジェとしても使える2役


次回は、ジェゲデ真琴さん、リビングがなくてもくつろげる夫婦2人暮らしのダイニングをお届けします。

撮影/松村隆史 イラストレーション/ヤマグチカヨ 取材・原文/福山雅美
詳しくは2019年LEE12月号(11/7発売)をご覧下さい。

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