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永久保存版!「絶対飽きないお弁当」の作り方

カレー、ミートソース、照り焼き、シチュー…前の日のおかずがお弁当の主役 に!料理家ワタナベマキさんのお弁当アレンジ6選

  • ワタナベマキ

2019.03.24

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毎日のお弁当作りに役立つワタナベマキさんのアイデア満載、忙しい朝でもパパッと作れる簡単レシピをお届け!

本日は、前の日にちょっと余ってしまった「カレー」「ミートソース」「鶏の照り焼き」「コロッケ」「シチュー」「シューマイ」をアイデアひとつでここまで変身! 見た目も味わいも新鮮に、お弁当の主役を張れる6つのアレンジレシピをご紹介します。

 

前の日の
「カレー」をアレンジ!

何が入っているかは、食べてからのお楽しみ。餃子の皮を使った、お手軽サモサ。

カレーサモサ風

カレーサモサ風

材料・1人分
カレー……大さじ2
ブロッコリーの小房……3個
餃子の皮……2枚
オリーブオイル……大さじ2

作り方
 沸騰した湯にブロッコリーを入れ、約1分30秒ゆでる。ザルに上げ、小さく切る。
 カレーはじゃがいもを潰し、(1)を混ぜ合わせる。
 餃子の皮で(2)の半量を包み、縁に水をつけて十字に包む。もうひとつも同様に作る。
 フライパンにオイルを入れて中火で熱し、(3)を全体に色づくまで返しながら焼く。

前の日の
「ミートソース」をアレンジ!

なすとチーズとトースターで焼けば、ギリシャ料理のムサカ風!

ムサカ風

ムサカ風

材料・1人分
ミートソース……大さじ2
なす(1.5cm厚さの輪切り)……2〜3枚
ピザ用チーズ……小さじ2
パセリのみじん切り……少々
塩……少々
オリーブオイル……大さじ1

作り方
 フライパンにオイルを入れて中火で熱し、なすを両面焼いて塩を振る。
 耐熱カップに(1)とミートソース、チーズを入れ、魚焼きグリルかトースターで焼き色がつくまで3〜4分焼く。仕上げにパセリを散らす。

前の日の
「鶏の照り焼き」をアレンジ!

手軽につまめるノリ巻きは、お弁当の人気者。ドーンと甘辛チキン入りで、食べごたえ十分。

鶏の照り焼き

サラダノリ巻き

材料・1人分
鶏の照り焼き……1/2枚(約120g)
サラダ菜……2枚
ごはん……200g
焼きノリ……1枚

A
・酢……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・塩……小さじ1/3

粉山椒(好みで)……少々

作り方
 ごはんにAを合わせたものを混ぜ、寿司めしを作る。
 巻きすにノリを置き、(1)を全体に広げる(奥側2cmはあけておく)。中央にサラダ菜と2cm幅に切った鶏の照り焼きをのせ、好みで粉山椒を振って手前から巻く。食べやすい厚さに切り分ける。



前の日の
「コロッケ」をアレンジ!

サクッとひと口ほおばれば、ノリの風味と……隠れたチーズのおいしさにびっくり!

磯辺コロッケ

磯辺コロッケ

材料・1人分
コロッケ……1個
ピザ用チーズ……小さじ1
焼きノリ……1/4枚
しょうゆ、白いりごま、ごま油……各少々

作り方
 コロッケは半分に切る。ノリも半分に切る。
 ノリにしょうゆをつけ、コロッケとピザ用チーズの半量を巻く。もうひとつも同様に作る。
 フライパンに油を入れて中火で熱し、(2)を両面こんがりと焼く。仕上げにごまを振る。

前の日の
「シチュー」をアレンジ!

バターコーンのコンビはみんな大好き! パン粉を散らすひと手間が、おいしさをアップ。

シチューとコーンのパン粉焼き

シチューとコーンのパン粉焼き

材料・1人分
シチュー……大さじ2
スイートコーン……大さじ1
パン粉、バター、こしょう……各少々

作り方
 アルミカップにシチューを入れ、コーンをのせる。バターとパン粉をのせ、こしょうを振る
 (1)を魚焼きグリルかトースターに入れ、パン粉が色づくまで3〜4分焼く。

前の日の
「シューマイ」をアレンジ!

中華のおかずは、中華風にアレンジがおすすめ! シャキシャキのスナップえんどうを合わせて。

シューマイと スナップえんどうの甘酢あん

シューマイとスナップえんどうの甘酢あん

材料・1人分
シューマイ……2個
スナップえんどう……2本

A
・しょうゆ、酢、みりん……各小さじ1
・水……大さじ2

B
・片栗粉……小さじ1/2
・水……小さじ1

作り方
 シューマイは半分に切る。スナップえんどうはすじを取って半分に切る。
 (1)を鍋に入れ、Aを加えて中火にかける。煮立ったら弱火にし、合わせたBを回し入れてとろみをつけ、ひと煮立ちさせたら火を止める。


次回は、ささっと作れる!手抜きに見えない「単品アイデア弁当」をお届けします。
詳しい内容は2019年LEE4月号(3/7発売)に掲載中です。

撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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