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黒ごまのロールケーキのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2019.01.01

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黒ごまのロールケーキのレシピ/八田真樹さん

2019年 1月

新年おめでとうございます。
この1年の毎日が皆さまにとって 穏やかでしあわせな時間でありますよう 心よりお祈りいたします。

今年最初のスイーツは「黒ごまのロールケーキ」です。
ごまの風味が香ばしいふわふわのスポンジで、ミルキーなホワイトチョコレートのクリームを巻いたロールケーキ。
やさしい和の香りにほっと和むロールケーキです。

短時間で焼けるロールケーキ生地は お菓子作りの初心者さんにもおすすめのレシピ。
(何度か書いているのでおさらいです)

いちばんのポイントは卵の泡立て。
泡立て器の筋跡がしっかりと残るくらい泡立てましょう。

泡立て器を持ち上げて生地をチェック。すくったときに落ちた生地がそのままの形で10秒以上残るくらいまで泡立てられたらOKのサインです。

そして焼き上がったらすぐに全体をラップで覆うか、すっぽりビニル袋に入れて、空気にふれないようにします。ケーキの蒸気で生地をしっとりさせる効果もあり、そのまま一晩おいてもいいので、前日に焼いておくと便利ですよ。

繰り返し焼いて、コツをつかんでくださいね。

自他共に認める大のごま好き!

とにかく何にでもごまをかけたくなります。

愛用している卓上ごますり器。
少量のごまも程よくすることができる優れもので日々の食卓に欠かせません。
食事の途中で突如ごまをかけたくなっても、これですぐにゴリゴリ、ゴリゴリ・・・。

擦りたてのごまの香りは それだけでおいしさUP☆ ごま愛がとまりません(笑)

今年も皆さんと一緒に おいしい、楽しいコーナーを作っていきたいな…と願っています。

どうぞお付き合いくださいね。

2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

黒ごまのロールケーキ

【材料】 24x28cm 天板1枚分

・ 卵   3個
・ グラニュー糖   70g
・ 薄力粉   50g
・ 黒すりごま   大さじ3
・ 牛乳   大さじ2

・ 生クリーム   150ml
・ ホワイトチョコレート   40g

【作り方】
* オーブンを200℃に温める。
* 天板にオーブンシートをしく。

① ボウルに卵を入れ、ときほぐす。グラニュー糖を加え、湯煎にあてながら泡立てる。生地がもったりと泡立ち、人肌に熱がついたら湯煎から外してさらに泡立てる。

② 泡立て器を持ち上げ、落ちた生地がそのまま10秒残るくらい泡立ったら、薄力粉をふるい入れる。

③ 黒すりごまを散らすように加える。ゴムベラで、粉気がなくなり生地にツヤがでるまでさっくりと混ぜ合わせる。

④ 天板に生地を流し、表面を平らにならす。オーブンで8~10分焼く。焼きあがったらラップで全体をすっかり覆うか生地ごとポリ袋に入れてそのまま冷ます。

⑤ ホワイトチョコレートを細かく刻み、湯煎で溶かす。生クリームを少しずつ加えて混ぜる。なめらかになったら氷水にあててやわらかい角が立つまで泡立てる。

⑥ ロール生地のオーブンシートをはがし、巻き終わりになる端を斜めに切り落とす。

⑦ クリームを斜めに切り落とした部分を避けて塗る。手前からシートを持ち上げて巻いていく。巻き終わりを下にし、シートの上から軽くしめる。ラップにくるんで冷蔵庫で20分ほど休ませる。

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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