FOOD

エンジョイ!ハロウィン2018

かぼちゃのタルティーヌのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2018.10.16

この記事をクリップする

かぼちゃのタルティーヌのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

10月

もうすぐハロウィン♪
最近ではすっかり恒例イベントになりました。
楽しいパーティーを企画している方も多いのでは…

そこで、今回はホームパーティーにもおすすめの たのしいスイーツにしてみました。

今回のレシピは ”かぼちゃのタルティーヌ”
タルティーヌはフランス語でオープンサンドのこと。
トーストしたパンになめらかなパンプキンジャムをたっぷりと絞り、ナッツとドライフルーツを散らして賑やかに仕上げました。

クリームのように なめらかなパンプキンジャムは ほんのりとレモンが香ってさわやかな余韻が残ります。
パンに塗るだけでなく、そのまま食べてもおいしいジャム。
水分の多いかぼちゃだととろみがつくまで少し時間がかかりますが、焦がさないように混ぜながら、気長にじっくりと煮てくださいね。
冷めると固くなるので、ゆるめに炊き上げるのがポイントです。

今回はバケットを長いまま使って、皆で楽しめるスタイルで。
きれいに切り分けしやすいように、バケットはトーストしたあと、下2cmほどを残して切り込みを入れておきます。
パンが熱いうちに冷たいクリームをしぼって、そのおいしい温度差もお楽しみくださいね。

そしてもうひとつのタルティーヌは『おばけのトースト』。
こちらはジャムを塗ってからトーストして。火が入ると、クリーミーなジャムにほっこりとした風味も加わります。

おばけのトーストは朝食にもいいですよ。

今年もたのしいハロウィンをお過ごしください☆

かぼちゃのタルティーヌ

【材料】

パンプキンジャム
・ かぼちゃ 300g(正味)
・ ブラウンシュガー 50g
・ 牛乳 200ml
・ 生クリーム 100ml
・ 無塩バター 30g
・ レモンの皮 1個分
・ シナモン 小さじ1/2

タルティーヌ
・ バケット 1本
・ くるみ、カシューナッツ、ピスタチオ 適量
・ レーズン、ドライクランベリー 適量
・ シナモン 少々

おばけのトースト
・ イギリスパン、カンパーニュなど好みのパン
・ モッツアレラチーズ 1個

【作り方】

パンプキンジャム
① かぼちゃは種とわたを取り、皮をむき、一口大に切る。  (*トーストのトッピング用に切った皮を2、3枚取っておく)
② ①を耐熱器に入れ、軽くラップをして4~5分電子レンジで加熱してやわらかくする。
③ ②が熱いうちに裏ごしし、ブラウンシュガーを加えてよく混ぜる。
④ 牛乳、生クリームを少しずつ加え、ときのばす。
⑤ ④を弱火にかけ、絶えず混ぜながらとろみがつくまで炊く。
⑥ とろみがついたら火からおろし、熱いうちにバターを混ぜる。
⑦ シナモン、レモンの皮(1個分)を加える。表面にぴったりとラップをして冷蔵庫で冷やす。

タルティーヌ
① バケットは半分にスライスし、軽く色づく程度に焼く。
② ①を下2㎝ほど残し、一人分ずつの大きさに切り込みを入れる。
③ ②が熱いうちにパンプキンジャムを星口金で絞り出す。ナッツ、ドライフルーツを散らし、シナモンを振る。

おばけのトースト
① トッピング用に取っておいたかぼちゃの皮を電子レンジで加熱しやわらかくする。顔の形に切り取る。
② パンにパンプキンジャムを塗る。輪切りにしたモッツアレラチーズをのせ、トーストする。
③ チーズがやわらかいうちに竹串やスプーンでチーズの下部分を伸ばし、おばけの形を作る。①のかぼちゃの皮で顔を作る。

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

閉じる

閉じる