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血流アップで夏のプチ不調撃退!

寝たままでOK!10分でできる血流アップの【朝ヨガ】

2018.08.29

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疲れやすい、手足が冷える・・・そんな夏にありがちなプチ不調を、「血流アップ」で改善しましょう!

LEE9月号では、血管の老化を防ぎ、血流をよくして不調を改善させるテクニックを専門家がレクチャー。

本日は、産婦人科医、ヨガ指導者の高尾美穂さんから、10分でできるから続けられる「朝ヨガ」をご紹介します。

 

ベッドの中で寝たままできる【朝ヨガ

 

「元来、女性は男性に比べて熱を生み出す筋肉が少なく、反対に熱を奪う脂肪が多いんですね」と高尾さん。

「脂肪は筋肉の周りにつきますが、これは保温ポットの周りに保冷剤を巻きつけているようなもの。せっかく生産した熱がすぐ奪われてしまい、冷えて血流が悪くなってしまう。その状態を脱するには、体を内側から温めることが重要です。

筋肉を動かすと血流が集まってきますが、大きな筋肉になるほど血流量が豊富になります。筋肉を動かすことで代謝が上がって脂肪が減れば、冷えにくくなるという好循環が生まれます
また、血流の改善には自律神経の働きを整えることも必須。
筋肉量アップと自律神経を整える、この2つを叶えるのに最適なのがヨガ。ヨガといっても難しいポーズは必要なく、短い時間でできる簡単なもので十分。毎日続けて体質改善しましょう」

 

初めに伸びをしよう

起きたらまず両手を頭の上で組み、思いっきり伸びをして。このとき、つま先を立て、かかとを押し出すようにすると体の裏側までよく伸びる!

 

体の裏側の筋肉を刺激
橋のポーズ

 仰向けに寝て両ひざを立てる。両ひざの間はこぶし1 つ分ほどあける。

 

 お尻を持ち上げる。少しキープしたら①に戻す。これを数回繰り返す。キープする時間を長くするほど、太ももの裏の筋肉に効く。

股関節をやわらかく
赤ちゃんバタ足ポーズ

 仰向けになり、足を上げてつま先を顔のほうに引き寄せ、両手でそれぞれのつま先をつかむ。ひざはできるだけ床につける。

 

 つま先をつかんだまま、ひざを曲げ伸ばしする。ひざを伸ばしきるのがつらい場合は、少し曲げてもOK。

効果up!

足指と手の指を組み合わせるとマッサージ効果が生まれ、指先まで血が通いやすく。
できる人は、つま先をしっかり握ってできるだけ顔に近づけてみて。股関節を伸ばす効果がよりアップ!

脚の裏側をストレッチ
時計針のポーズ

仰向けに寝て、両手でももの裏を支えながら片脚ずつつけ根から持ち上げる。ひざをピンと伸ばすのがつらい人は、少し曲げた状態でもOK。

腰まわりの柔軟さを取り戻す
4の字ツイストのポーズ

 仰向けに寝て両手は横に広げる。右足のかかとを左ひざの上にのせ、顔を左に傾けて左肩を床につけ、数秒キープ。

 

 脚を組み替えて、反対側も同様に。上体をひねるのがつらい場合は、下の足のひざをやや曲げるとやりやすい。


朝、起き抜け時は体温が下がりきっている状態。ベッドの中で体を大きく動かして温め、スムーズに1日をスタートして!
次回はリラックスして眠りやすくする「夜ヨガ」をお届けします。

撮影/フルフォード 海 ヘア&メイク/木下 優(ロッセット) モデル/永野仁美(LEEキャラクター) 取材・原文/遊佐信子
※詳しくは2018年8/7発売LEE9月号をご覧下さい。

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