炊き込みごはんはしょうゆ味以外にも、いろいろな味で作れます。簡単にピリ辛にできるキムチ味、しみじみおいしいみそ味、すっきりした塩味など、バリエーションは豊富！
料理家、瀬尾幸子さんの楽チン炊き込みごはんから、おもてなし感も抜群の「豚キムチごはん」をお届けします。
瀬尾幸子さん
「いろんな味つけ」 で炊き込みごはん
米2合に対して白菜キムチは1カップ
キムチは細かく刻み、調味料代わりなので漬け汁も全部使う。アミなどが入っているので複雑で奥深い味に。
米2合に対してみそは大さじ4
みそを溶いて米に混ぜるときは、水加減した水で溶くのがポイント。別の水で溶くとプラスされるので注意。
米2合に対して塩は小さじ1
塩味が合うものは魚介類に多く、カキのほか、ホタテ貝柱やエビなども合う。しょうゆと同様、米と混ぜる。
豚キムチごはん
「豚肉と食感のいい豆もやしをキムチと炊いたピリ辛ごはん。キムチはうま味のある発酵食品なので、簡単にコクが出ます」
材料・4人分
- 米…… 2合
- 豚薄切り肉……150ｇ
- 白菜キムチ……1カップ
- 豆もやし……200ｇ
- ごま油（好みで）……少々
- コチュジャン……適量
作り方
- 豚肉はひと口大に切り、白菜キムチは刻む。豆もやしは気になるようなら、ひげ根を取る。
- 米はといで炊飯器に入れ、普通に水加減する。キムチと豚肉を混ぜ合わせてからのせ、その上に豆もやしをのせる。
- 普通に炊き、炊き上がったら全体を混ぜ、好みでごま油を回しかける。
- 器に盛り、コチュジャンを添える。
「炊き込みごはんなら、おかずはもう一品くらいあればいいので、実は手間いらず。家族にもきっと喜ばれますよ」（瀬尾さん）
撮影／木村 拓（東京料理写真）スタイリスト／朴 玲愛 取材・原文／海出正子 撮影協力／UTUWA
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瀬尾幸子
料理研究家
誰でも失敗なくおいしく作れて、飽きずに食べ続けるられるシンプルなレシピに定評あり。初心者に料理を教えるのが得意で、合理的な料理哲学も大人気。著書に、ベストセラーとなった『ラクうまごはん』シリーズほか、『みそ汁はおかずです』（学研プラス）など、多数。
