5月上旬、1泊で埼玉県飯能市をめぐってきました！遠出も検討しましたが、GW近辺の旅行は値段がぐんと跳ね上がりますよね…。家から車で小1時間で行ける距離で、夫と5歳の息子、私の家族3人で北欧気分とグランピングを楽しんできた記録です(^^)

埼玉県飯能（はんのう）市は、緑いっぱいで湖もあり、自然豊かな場所。そんな特長をいかして、北欧を意識した施設もいくつかあります。2019年にオープンしたムーミンバレーパークとメッツアが観光スポットとして有名で、そちらには幾度となく行っているのですが、今回は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に初めて行ってみました！

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は、その名前の通り、ムーミンを手がけたあの作家さんに由来。トーベ・ヤンソンさんとの手紙のやり取りを経て生まれた公園で、豊かな緑のなかでくつろげる雰囲気。開園から20年を過ぎてもなお愛される公園なんだそうです。

駐車場に車を止め（飯能市が運営している公園で、かなり広大な無料駐車場あり）、坂道を登ると見えてくる景色はまさにムーミンの世界！こんな素敵な世界観なのに、入園無料です…！子どもの遊具はないですが（駐車場付近の別公園にはあります）、きのこの家の中を探検したり、木のオセロを楽しんだり、図書コーナーがあったり…ほんっとに素敵な場所でした。土日祝日には、ライトアップも楽しめるそうです。夜もいいですねえ(^^)紅葉の時期にも行きたい！

公園から40分ほど車を走らせ、次に訪れたのが名栗湖にある名栗カヌー工房。木材の良い匂いがする工房内で、制作途中のカヌーを見学させていただきました。それだけでも十分満足だったのですが、その後実際に乗らせてもらうことに！一艇3000円/2時間、ライフジャケット・保険料1人500円で乗ることができました。
乗ってすぐは全然進まないし、腕が疲れるし…で10分も持たないだろうと思いましたが、だんだんコツを掴み、湖を行ったり来たり。5歳の息子も楽しく漕いでいました！（カヌーが進んだのは、ほぼ夫の頑張りだと思われます）

お天気は写真を見ての通り「曇天」でした。天気が良すぎると暑くてつらいし、スタッフの方も言っていましたが逆にカヌー日和だった模様。この灰色の雲の感じが、北欧のイメージだなぁと思いながらぷかぷかと浮かんでいました〜(^^)

カヌーを降りた後は、すぐ近くの宿泊地へ移動。ノーラ名栗というフィンランド式アウトドアサウナやグランピング、日帰りBBQを楽しめる複合施設です。本来でしたら、子どもにガチのキャンプを体験させたいところですが我が家にはハードルが高く。。キャンプ通の方には「これはキャンプではない」と怒られてしまいそうですが、至れり尽くせりのテント泊をしてまいりました！

ノーラ名栗は2020年にオープンした施設で、テントからお手洗いなどの共用施設まで、とにかく清潔で綺麗。これは嬉しいポイントです。

宿泊したキャンピングフィールドはテント10張りほど。1張りごとに屋根付きのBBQスペースがあります。キャンピングフィールドに入るには入口でカードキーを端末にタッチしないといけないため、セキュリティもバッチリです。

食事について、夕飯はBBQです。事前にスタッフさんが冷蔵庫に食材を入れてくれているので、好きな時間に開始可能。火起こしが簡単なコンロで楽々着火し、北欧風BBQを楽しみます。隣接する温泉に1回無料で入れるため（閉まる時間が早いです）、早めに夕食を開始しました。

朝食は、指定の時間にできたての朝食BOXを持ってきていただけました。この朝食が、本当美味しかったです。

テント内ではカードゲームをしたり絵を描いたり、のんびりと楽しみました！夜に雨が降ってきたため雨音が響いたり、朝にはウグイスのホーホケキョの大合唱など、はやりテントならでは壁の薄さは感じましたがそれも含めて思い出ですね(^^)息子はいつも通り、爆睡していました。

10時にチェックアウトし、11時には帰宅できるという、翌日に疲れを持ち越さないプランが叶うのも近隣を旅するメリットだと感じました。
緑の中で、精一杯のアウトドアを楽しんだ記録でしたー。飯能市はもちろん、皆さんも自宅近辺の素敵な場所を探してみてください♩

092 みちる