みなさま、花粉症落ち着いてきましたか？

今年は花粉の量が多かったのか、夫と息子は目を真っ赤にしてティッシュが手放せない状態が約2カ月。辛そうでした…

ですが、なぜか私だけとても症状が少なかったのです。

朝に一錠、処方されたお薬を飲みますがが、そのあとはほぼ症状なし。花粉症であることを忘れるほど。

とはいえ、くしゃみ連発の日や目が痒くなる日もありますし、これから症状が強くなる可能性もあるのですが、もしかして去年から始めたあの効果が出ているのかしら…？

ということで、今日は私の花粉症対策を紹介します。

花粉症暦25年？

幼い頃から、アトピー、アレルギー性鼻炎と付き合ってきました。

年齢とともにアトピーは落ち着いたものの、花粉症含むアレルギー性鼻炎はもう30年近いお付き合い。

特にひどいのがスギ花粉。

私は春を楽しめない女なんだと…もはや諦めモードでした。

しかも去年あたりから、長年服用していた飲み薬が効いてくれず、とにかく辛い！

喉の奥のかゆみと鼻周りのモワっと感、頭の重い感じ…外に出たくないし、ぼーっとして仕事も全然集中できない。

これはどうしたらいいものか…と頭を抱えていた時に、子供がお世話になっている耳鼻科で見かけたのが「舌下免疫療法」のポスターでした。

何となく聞いたことはあったものの、改めてその内容や費用を調べ、先生に相談の上、昨年8月からはじめました。

※あくまで私の一例の感想で、むやみにおすすめしているわけではありません。詳細知りたい方は病院で相談してみてくださいね！

舌下免疫療法とは？

舌下免疫療法…ぜっかめんえきりょうほう、と読みます。

ざっくり説明すると…アレルギーの原因であるアレルゲン（＝スギ花粉症の場合、スギ花粉治療薬）を、舌の下に投与することで、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり、根本的な体質改善が期待できる治療法とのこと、だそう。

日本では、保険適用でこの治療が受けられるのは、スギ花粉症とダニによるアレルギー性鼻炎のみだそう。

具体的にどんなことをするのかというと…

毎日、おおよそ決まった時間に、処方されたお薬を1錠服用します。

舌の下に治療薬を置き、1分間唾も飲み込まず保持した後、飲み込みます。その後5分間は飲食・うがいNG。

これを、3年～5年継続します。365日毎日…

舌の下にきちんと浸透させること、そして毎日続けることが何より重要だと病院の先生に説明されました。

お薬が苦かったらどうしよう？と思いましたが、無味無臭でちょっと安心しました。

治療をはじめられる時期が決まっており、スギ花粉に関してはスギ花粉が飛散していない時期（夏～冬頃）とのこと。

治療開始時は、病院で少量を服用した後しばらく院内で待機し、症状が出ていないか診察を受けました。

アレルゲンを服用するので、人によってはアナフィラキシー症状が出る場合もあるそう。（その症状の重さによっては舌下免疫療法ができない人もいるそう）

特に治療開始直後と、治療後初めて迎えるスギ花粉の飛散時期は要注意と言われました。

服用を始めた当初2カ月程は、私も喉のイガイガやくしゃみ等花粉症の症状が少し出ましたが、いつの間にか気にならなくなりました。

最初の数回は1週間ごと、今は約1か月ごとに診察を受け、薬を処方してもらっています。通院や服用の手間はないとは言い切れません。

費用面は、保険適用内での治療で、私の場合は診察・お薬代合わせて1か月3000円弱かかっています（初診は別）。

ちなみに、今日飲んだか飲んでないかも思い出せないこともあるわたくし。

1か月分の薬を受け取ったら日付を書いています。

飲み忘れたまま出かけてしまった場合の対策として、1錠予備をポーチに入れています。

継続するために必要な一工夫です。

治療を始めて7カ月経ちました

去年8月に治療をはじめて7カ月。初めて迎えたスギ花粉の時期。

病院の先生からは、まだあまり効果は出ないと思うし、むしろいつもより多くのスギ花粉に触れている（服用しているお薬のスギ花粉＋飛散しているスギ花粉）ので、症状が重く出る可能性もあると言われ、ビクビク。

…ですが、今年の体感としては冒頭の通り。

花粉症の薬も合わせて服用していますが、気持ちの良い春を満喫しています。

ちなみに、もちろんヒノキには効きません。

ヒノキ花粉症でもある私はここからが花粉症本番です。

が、いつもより気持ちは晴れやか。

例年2月～5月上旬までずーっと花粉症なのですが、それが短いだけで体力温存できています。

それに、なんとなく今年はヒノキ花粉もそこまで辛くない気がしています（←完全な希望的観測）

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舌下免疫療法はあくまで治療のひとつですし、効果は人それぞれだと思います。

必ずスギ花粉症が楽になる！治る！というものではありません。

ですが、個人的にはこの治療を始めてよかったなぁと感じる春です。

晴れの日が素直にうれしい！