LEEマルシェのインスタライブを見ていたら
突然発表された「LEE DAYS」。
えーーーっっ！と叫んだあの日以来
発売日を首を長くして待っておりました！
さっそく読んでみたので感想を。（長いです笑）
表紙は深津絵里さん
まず表紙の透明感よ！
深津絵里さんの凛とした佇まいに
まず本を手に取りたくなり、
そのあと目に入る最低限の文字数の情報。
頭にスッと入ってきます。
「これからのくらしの形。」
LEE本誌は子育て世代の読者の方が多いと思うのですが
こちらはもう少しあとのステージ、
自分にいろんな余裕ができた方向けの内容です。
あちこちに文字が散っておらず
写真の大きさや配置、彩度、余白のバランスが、
いよいよ老眼始まり気味の私にも心地よく
快適にページを進められました。笑
（まだ老眼は受け入れておりませんが！）
なんでしょうね、
いつもはソファでごろごろ雑誌読んでるんですが
これはお茶入れて、椅子に座って読みたくなる本です。
この日のお茶は、京都は銀月サロンさんのスノージャスミン。
目下、アジアのお茶とごはんにハマり中…
それでは中身に行きましょう。
スペシャル別注
素敵なあの人とつくる「365日名品」
この別注品…
全て素敵でした（´-`）.｡oO
歳を重ねたからこそしっくりくるもの、
歳を重ねる過程で、良いものとそうでないもの両方に触れ
本当に自分の好みが定まった人が手に入れてこそ
初めて価値が見出され、生きるもの…
お値段は決してお安くはないですが
そういうものにはやはり理由があって
素材の良さはもちろん、仕上がるまでの時間、
企画された方や作り手さんの経験や想いなど
直接目に見えない部分もギュッと詰まっていて
大量生産のものとは比べられないものがあります。
背景にそういう物語のあるものって
ずっと愛でていきたいな、と思わせてくれますよね。
今回紹介されていたものは
長く愛でて一緒に歳を重ねていける
そんな商品ばかりでした。
LEE DAYSを心待ちにしていた私は
実は発売日の朝からサイトをチェックしておりまして
コラボのシェーカーボックスを買おうか迷っておりました。
限定10個の商品。
私が見た時点ではまだ在庫ありまして…
おそらく即完売だろうな、とは思いましたが
煩悩まみれの私にはまだ早い早い…と言い聞かせて
今回は諦めました。
案の定即日完売だったこのボックス。
きっと素敵な方の元に迎えられたのだろうな…（遠い目）
物が溢れて選び方次第では何でもかんでも
簡単に手に入ってしまうこの時代、
本当に自分に合うものを見極める目が
今まで以上に必要になっている気がします。
これからのくらしの形。
「手」をキーワードにした内容が
いくつか紹介されています。
私、前にもブログに書いたことあるんですが
民芸品や古いものが大好きなので
すんごい食いついて読んじゃいました。笑
手仕事って尊い！
雅姫さんの器もいつもながら素敵。
ほんのりフランスのエッセンスを感じる
ベトナムの器が可愛くて♡
コロナがおさまったら、
転勤したマメちゃんとこに行ってこんな器探したいな…
なんても妄想しながら読みました。
暖かくなってきたのでガラスの器も欲しいな…
LEEといえば！な、料理のページ。
LEE本誌とは少し違って大人向けになってます。
お洒落で美味しそうなパスタがもりもり♡
おすすめのワインも紹介されていて
おじさんおばさん2人暮らしの我が家にピッタリの
ありがたいレシピでした。笑笑
（こういうの待ってたよ…）
著名な方がおすすめされてる
手土産情報もあります。
ほとんど東京なので悔しいですが 笑
いつか行った時のために覚えておこうと思います。
あと、縁側のある家で育った
田舎っぺな私の憧れ古民家生活。
少しずつ手を加えて心地よい空間を作り上げた生活に
目が♡になりました。
あぁ素敵(*´-`)
365日 「シーズンレス」で愛せるモノ
大好きなオーバーオールのコーデ。
ワントーンでまとめつつ、
靴のちょっとしたとこで技を見せる…
素材の違いで奥行きを出す…
ワントーンでものっぺりしないのは
きっとそれぞれのアイテムが選び抜かれたもので、
素材も良いものだからなんだろうな…。
五明さんの適度に力の抜けたコーデも
相変わらず素敵でした。
五明さんの私物がたくさん拝めて眼福♡
子育て世代の方は
例えば公園で汚れるのわかってる時に
高いものわざわざ着る方が違和感ありますが、
色の合わせ方、小物の合わせ方は
手持ちのもので真似できそうですよね。
あと、このページではないですが
深津さんのブラウスのコーデが素敵すぎて！
古いもの好きなんで気づいちゃうんです…
あ、やっぱりこれヴィンテージなのね、て。
その物が持ってる空気感が違います。
こういう雰囲気のあるアイテムを
違和感なく着ることができるのは
歳を重ねたからこそなのかな、と思ったり。
若い人が着ると少し重い…はず？
歳をとるのも悪くない！笑笑
自分の好きに忠実に
上の話に続く部分ですが、
若者は肌や髪のハリ艶が違うので
安いアイテムでまとめても難なく着こなせちゃいます。
若さが最高のアクセサリーというわけです。
羨ましいかぎり…（´-`）.｡oO
一方、
私みたいなおばさんが安いアイテムでまとめると
どこかに良い小物合わせてみるとか
何か工夫をしないとペラッペラに仕上がります笑
今はプチプラで流行りの物もすぐ手に入りますが
まず素材や縫製はもちろん、
襟の幅、ボタンの大きさや艶、丈感、プリントの粗さ
靴だと数ミリ単位のフォルムの違い、
シューレースの幅（個人的に結構重要やと思ってます）
こういう一見分からない細かい部分の違和感の集まりが
チリも積もれば…てやつですかね
大人のコーデには明らかに影響してくる気がします。
遠くから見る分にはごまかせます。
本人が気にするかしないかの問題なのですが
私は気になってしまうタイプ。
そういう物は服に限らずインテリアや小物も
長く愛できれずにすぐ手放してきたのが現実です。
安く手に入れても結局のところ
私にとってはコスパが悪い。笑
コスパうんぬんだけの話じゃなくて、
サステナブルと叫ばれる時代、こういう所は改めないと…
手頃なものをたくさん手に入れることに満足する人、
とにかく流行りのものは手に入れておきたい人、
流行りに関係なく同じ物を飽きずに好きでいられる人、
物を所有することに興味がない人、
どこに重きをおくかは人によってそれぞれ。
高価なものなら正解！っていうのも違うと思うので
値段に関係なく、自分の年齢や生活パターン
（もちろん懐事情も…笑）を考えて、
欲望のままにアレコレ手を出さず
身の丈にあった物をきちんと選んで
良いものは柔軟に取り入れて
スッキリと暮らしていきたいです。
「流行りに流されず自分の好きに忠実に。」
この本を通して改めて思いました。
手に取ってじっくり読みたい
「子育て世代の次のステージの方向けの内容」
と最初に書きましたが、
子育てがひと段落した方、
私みたいに夫婦2人気ままに暮らしている方、
バリバリ働いて一人暮らしを楽しんでる方、
まだ子育て中で余裕はないけど
ちょっと現実逃避する時間が欲しい方、
などなど、
昔からLEEが好きで読んでいらっしゃった方で
私たちぐらいの年齢の方なら
「自分の好き」の原点に戻って
楽しんでもらえる内容だと思います。
ネット上で何でも情報が得られる時代ですが
この本は、実際手に取ってページをめくりながらじっくり読みたい
…のつもりだったのですが
私、ゆっくりどころか一気に読んでしまいました笑
次の発売は秋。
もう待ち遠しいんですけどー！笑笑
TB - こばん
翻訳 / 大阪府 / LEE100人隊トップブロガー
44歳／夫／手づくり部・料理部・美容部／熊本のド田舎生まれ、ド田舎育ち。基本のんびりアナログ派の細かいことは気にしないゆる～い人間です。猫と旅を愛する元バックパッカー。イギリスとヴィンテージという響きに弱く、背景に物語を感じる古いものに惹かれます。趣味はピアノと落書き。流行りに関係なく好きなものをアップします。身長162cm、ブルーベース、ウィンター。
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