暮らし発見

こどもの日にこどもの事をいっぱい考える

  • ORI

2020.05.09

  • 10

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ゴールデンウィークが終わりましたね!
と週半ばにアップするつもりがもう週末です…焦

これまでに経験したことのない、始まりや終わりを感じられない連休や週末。
一日でも早くワクワクする休日を迎えたいですね。

ちょっと振り返らせてください!
先日のこどもの日。
沖縄のおじいちゃんおばあちゃんの家の庭に
息子たちの為にと掲げてくれた鯉のぼりを見に行ってきました。

今年息子たちが選んだそれぞれの鯉と吹流しを縄に取り付けて。


取り付ける前は身体に纏う。

滑車に引っ掛けて上げたり下げたり。
庭で走り回って楽しそう。

長男は4年前くらいの幼稚園の頃鯉のぼりにドハマりし、
ゴールデンウィークは色々な場所へ探しに行きました。

振り返れば東京タワーにミッドタウン。これは3年前。
横浜や関西、沖縄の公園も。

今年は全国で鯉のぼりの泳ぐ姿が減ったんだろうなと。
青空の下、気持ち良い風に吹かれ自由に泳ぐ鯉のぼり。


ずっと家の中にいるからなのか、とてもとても美しく、清々しく、
人間も自由に動ける日が来るのかな、と深く考えてしまいました。

家でこじんまりとお祝いする今年のこどもの日。

 

3ヶ月目に突入した休校、休園。自粛生活。

沖縄に遊びに来てくれるお友達との時間を計画したり、
春休み関西に帰る為に航空券を予約して、楽しみでいっぱいだった中、
ニュースを見て大変な事態かもしれない、計画を考え直さないと、と思い始めた矢先。

学校がない!幼稚園がない!習い事がない!
外に行けない!

幼い頃から外に出て様々な経験をさせてもらったことから、
息子たちにも同じような経験をしてほしいという考えで子育てをしてきた私にとって、
外に出れないというのは予想できないことでとても戸惑うことでした。

習い事も本人がやりたいと言うことにはとことん付き合い、
休みの日には公園や海に連れ出したり、イベントを探したりと、
家にいることはほとんどありませんでした。

主人は繁忙期で忙しくほぼ3人の時間、
息子2人と24時間ずっと一緒。どう過ごせばいいのか。
次男が落ち着いてきた年齢で、
少しずつ自分の道を考えていきたいと思っていた時期でもあったので
残念な気持ちもありました。

休校休園が始まり、最初の数日は雨の日の休日のように過ごし、
課題をやったりいつもできない遊びをしたり。
でもその後は、息子たちもリズムを整えて生活するのが難しい日もあったり。
それができないことに私もイライラし始め、予定は特になく、
ずっとごはんを作り合間に家事をして何もできないとひとり嘆く日々。

「課題をしなさい!」とか「お手伝いを決めよう!」とリストを作り、
「こんなことしてみたらいいんじゃない?」と口うるさく言う毎日。
鬼になることも増えて、私は疲れ気味。
一方、息子たちは鬼の私にも慣れてきて、全然応えない。笑

でもそれが今振り返ると幸いなことだったのかもしれません。
いくら叱っても応えていないので、ちょっと本人たちに任せました。

息子たち、不安だろうな、我慢させているだろうな、と
頭の中で考えてはいたけれど…何にも追われることのない生活にのびのび楽しそう。
「外に出たくなったりしない?」と聞いたら、「出たいけど出たらだめなんだよね」
と言い、私の説明を聞き入れていたんだとハッとして。

不安なのは私なのかも!
勉強の遅れは大丈夫かな、身体を動かさなきゃ、
何かしなきゃという心配をしているのは私でした。

マイペースな兄弟に一日の流れを委ねることに。
朝その日すべき事と流れを話し合って
後は家で楽しんでいる間はあまり口出しせずに。
ダラダラしている時間があってもこんな時しかできないかも、と目を瞑り。
私たち親子に課せられていることは家にいることだから
それができたらOKというような感じで。

子どもの為に自分が我慢してずっと一緒に過ごすべき、と考えていたけれど、
その概念を外して4月半ばから自分の時間を持つようになりました。
お友達から要望を頂いてオンラインで教室を進めたり、
学びたかった分野の勉強に取り掛かったり。
その時間は息子たち課題はせずに自由にさせて、学びの時間は3人で一緒に。
息子たちの行動言動が全部見えてしまってすぐに口を挟んでしまっていたのが、
私が充実した自分時間を別の部屋で過ごし、息子たちの待つリビングへ戻ると、
笑顔で駆け寄ってくるので、これでいっか!と思うようになりました。

この期間は自分の価値観を大きく見直す機会になりました。
自分がこう生きたいとか、息子たちにこう生きてほしいという想いが沢山あるけれど
断念しなければならないことが起こるんだと。それは突然やってくるんだと。
そうなった時にどう対処するのか、良いことはないかと探す力を
息子たちには身につけてほしいなと思いました。

押入れの中のものを全部出して写真のような秘密基地を作ったり、
UNOが大好きになったり。

家で体操をしたり、ヨガをしたり。
急に兄弟で勉強を始めたり。

お友達とZOOMで再会したり、なぞなぞを出し合ったり。

アニメやテレビゲームで爆笑している姿を見て最初は大丈夫かな?と思っていたけれど
笑って免疫力上げる時間だと自分に言い聞かせたり。

このような事態がもう起こらないことを願って。
赤ちゃんの時は24時間一緒で…そして今再びその生活ですが、
もうこうやって過ごせることもなかなかない貴重な経験だと切り替えて
残りの期間、楽しいおうち時間にしたいと思います!

長々と失礼しました!

最後まで読んでくださりありがとうございます!

ORI

37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8

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