今夜、と言うより…もうあと2時間弱ですが(汗)

072 明日香さんが昨年7月に紹介されていて(→凪のお暇)、記事の中でも色々オススメ漫画をリストアップされていましたが、その中でもイチ推しがこの『凪のお暇』とのこと、記事読んですぐに電子貸本サイトへ借りに行きました(確か当時1巻丸ごと無料でした)。

表紙を見て、絵が何となく自分の好みではないなぁとは思ったのですが、読んでみたら、どハマりしました…笑。

基本軸は主人公の成長物語なんですが、そこに悶絶モノの三角関係と、魅力的で個性的なキャラクター達が脇を固め、笑いアリ涙アリ、人生哲学アリ、社会風刺アリ、ちょっとお説教に聞こえる部分もあるけどそれもまた心地良く…。心にグサリと刺さる場面や台詞も…。

そんな中、満を持してドラマ化！しかし当初キャスティング見てもあんまりピンと来なかった私でした。でも今は、キャスティング発表時に「なんかチガウ。コレじゃない…。」と思った自分をアッパーで殴り飛ばしたいです…！！

漫画がすごくホワホワしたタッチなので、実写化となると演出に迫力があると言うか、リアリティが増して目が釘付けに…。息苦しさを感じながら凪が空気を読む場面にところどころ「ゴボガボッ…」って溺れる映像が…なんか、ドラマならではというか。スナックで歌われてる曲にひと昔前の時代を感じたり…。

緑ばあちゃんと慎二が観ていた映画も、ドラマだと「風と共に去りぬ」なんですよね。確かにレットとスカーレットのすれ違い要因は「言葉足らず」の一言に尽きるなぁと…。 でも風共の結末がまんま凪と慎二の関係だったら悲しい…。しかし物語が進むにつれて浮き彫りになる2人の間の絶望的な溝…。観ていて歯痒いです…！

とにかくこのドラマ、高橋一生さんが回してると言っても過言ではない…！ 役者って凄い…。もちろん主役は凪なんですけど。そして三角関係のもう1角のゴン役中村倫也さん。色気ムンムンで「天然の人たらし」がハマり役です。

慎二の発言一つ一つをピックアップするとモラハラそのものなんですけど、慎二の言葉って言葉尻だけ捉えて解釈しても無意味なんですよね。そこを凪がちゃんと汲み取れるかどうか…ハラハラドキドキ。凪がある日 自分が人に言う「わかる」と慎二が人に言う「わかる」は全然違う…とハッとする場面があります。ここでも凪の成長を見たような。慎二が土砂降りの雨の中「お前スベってんだよ」って泣きながら言う場面は思わずもらい泣きしてしまいました…。 凪が慎二の本当の想いに気付けますように…。

そして漫画は先週最新刊である6巻が発売となり、電子版を購入した訳ですが、原作の漫画は、まだ完結していません。6巻のネタバレは、書かないでおきます…！ ドラマとだいぶ違います。

こういう原作が未完結の作品のドラマ化って、ドラマではどういう終わり方するのか展開が読めないので、そこがまた面白いですよね！前回の最後の場面では胸がキュンキュンして大変でした笑。しかしこのドラマ観てると次男とかが「また頭ボサボサのヤツ観てるー！」とわちゃわちゃしてドラマに入り込めないので、とにかく今晩は子ども達を早めに寝かしつけ、正座して観たいと思います…！！

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ 067 はな
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