料理部

本日の鍋と食薬のこばなし

  • まころん

2018.12.16

  • 12

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本日も冷えますね。
先週までの暖かさは嘘だったかのように、
今週は出勤時の車の解氷で毎日てんやわんやです。

夜になると一層冷え込むので、
寒い冬といえば!の鍋料理で体の中から温まっています^^

今回はわが家も、LEE連載のごちそう鍋
『鶏肉とおろしれんこんの鍋』を作りました♪

鶏肉とおろしれんこんの鍋

主人が香草が得意ではないので、
今回はせりを水菜へ変更。
(香りは楽しめませんが、シャキシャキと食感がよく美味しかったです)

白葱・キノコ類・春雨などいろいろ追加していくうちに、
kaeさんおすすめの肉団子を入れ忘れる・・・という失態。。
食べ終わった後の絶望感たら・・・次回こそ肉団子入りにします><。

今回思い付きで投入した春雨が、
あっさりとしたスープによく合っていい仕事をしてました^^リピ決定★

生姜、蓮根のとろみ、鶏もも肉のうま味が合わさって、
あっさりなのに淡白ではない、味わい深いスープでした。
ホクホクとした食感の乱切り蓮根は後を引くおいしさです◎

〆は、卵とじのお雑炊にしまいした。
おなか一杯なのに〆れちゃう不思議、鍋あるあるですね^^

ここで少し薬膳の小話ですが、

今回使用した食材の蓮根は以下の3つの症状を緩和する効果があります。

・涼血散瘀・清熱生津・・・出血、痛み
・健脾開胃・・・食欲不振、下痢
・養血生肌・・・貧血、慢性の皮膚疾患

食薬(食材)の分類では血をつかさどる理血類に属する止血類にあたります。

寒くなり、乾燥してくると、鼻粘膜が弱って鼻血が出やすくなることも。
そんな時は蓮根の止血効果で血の巡りを整えるといいですね。
レバーとの相性もいいので蓮根×レバーで貧血予防に効果大です◎

ただ、蓮根は意外にも体の熱をとる寒性の食材なので、
生姜や白葱のような温性の食材と組み合わせることが大切です。

今回の『鶏肉とおろしれんこんの鍋』は、
蓮根と生姜が合わさっているので、
美味しくて、体にもうれしいお鍋でした♡

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

本当に寒さが厳しくなる昨今。
みなさまも、どうかご自愛くださいませ・・・。

まころん

32歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/愛知の海街から内陸県へ越してきました。毎日のお弁当作りに奮闘しながら、薬膳コーディネーター取得を機にお手軽薬膳についてもゆるりとお勉強中です。お休みの日はふらっと山登りへ。出会いを大切に、ぬくもりのある暮らしを心がけています。Instagram:@maco9249

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